大阪市交通局の支離滅裂(2017.10.20加筆) | Poison Mind・女性専用車問題論

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大阪市交通局の女性専用車の案内

これは大阪市交通局の女性専用車の案内。明らかに痴漢防止を謳っています。が、その一方で、

女性専用車向け広告について

このようなものが公式ホームページにありました。これを見ると、女性客の要望に応える形で女性専用車向けシートラッピング広告を導入したこともわかります。

さらには、
御堂筋線30000系の案内
御堂筋線30000系の女性専用車は、女性の意見を取り入れて内装を整備したことがわかります。

 

それだけではありません。これはあとからわかったのですが

31903F(※)10連のうち2両の車内に試験的にプラズマクラスターを導入しているが、そのうちの1両が女性専用車

(もう1両は梅田・千里中央方先頭車)

だというとんでもない事実もあるのです。内装から広告から女性向けにして、さらには車内の空気も女性客への快適性追求・・・これはめちゃくちゃひどい話ですね。

この一連のリンクとwikipedia情報から
大阪市交通局の女性専用車の痴漢対策など口先だけで、実際のところは女性客の過剰な優遇でしかない
ことがわかりますね。これ、女性専用車って特別料金などいらない車両であることを考えたら、明らかに女性客しか見ていないことも簡単にわかります。こういうことが公共交通機関で許されていいものか、こんな不公平はありなのか、という点から、僕はこれには憤りを覚えました。

 

 実際、これ、

どう考えたって女性優遇、男性軽視の差別である

としか言えないですよね。ここまで内装に差をつけて、空気まで差をつけて、同一運賃なんて、誰がどう考えたっておかしいのは明白なんですから。

 

 ところが、タチが悪いことに

大阪市交通局は、ここまでしておいて、女性専用車に関しては差別じゃないというスタンスを取っている
んですよね。こんなの、絶対に許せませんよ。


 しかも、御堂筋線の女性専用車は平日のみの設定。となれば、土日祝日には当該車両に男性客が乗ることもありえます。こうなると、
男性客も利用しうる車両を女性客だけのための空間に仕立てあげている
という鬼畜極まる話になります。

 

 そこで考えてみてください。

痴漢対策と女性客の要望に応じて内装や広告を設定すること、女性専用車に空気清浄機を設置すること、これらのことに何の関連性があるのですか?

ってことを。実際の話、内装や広告がどうだろうと、空気がどうだろうと、痴漢対策には何の関係もないはずなんですよね。こんなの、ちょっと読解力があれば簡単にわかるはずのことですから。これ、同じHPでこんな支離滅裂なことをやってる大阪市交通局は、ホント「男性客をなめてるのか!?」ってなりますよ。

 

 しかも、

10両編成中2両のプラズマクラスター取り付け車両のうち1両が女性専用車なんて、どう考えたって女性の快適性だけを追求してるのはまるわかり

です。空気まで女性専用車優遇をやった鉄道事業者は大阪市交通局だけですから、これはホント異常すぎます。

 

 で、大阪市交通局はというと

女性専用車は差別じゃないだの、痴漢対策だの、なんでこんな血迷ったことを公式HPでPRしている

わけですから、それこそ、「どの口かそんな血迷った矛盾だらけの言い訳を言ってるんだ?」ともなるし、大阪市交通局の人権感覚と神経と読解力と文書能力を疑いたくなってきますよ。

 

 ここまであからさまに差別的な扱いをして、それを差別と思ってない大阪市交通局、本気で徹底糾弾したほうがいいですね。