どこかで読んだことなのかもしれないけれど、とってもクリアに頭の中に浮かんだのでここに書き留めておこうと思います。

子供たちはみんな、これから旅をする、としましょう。行き先はどこでもアリ。そして、今すぐに目的地をきめなくてもOK。そうすると、予定を立てる時にはそれこそいろいろな選択肢がありますよね。

ものすごい簡単過ぎることだけど、これがホームスクーリングだと思うんです。

これから旅をする人に、目的地を先に決めさせて、きっちりしたスケジュールと乗物の時刻表まで与えるのは、一見安心かもしれないけれど当の本人的にはどうなんだろう、と。目的地に到着した時に、彼らに残るものは何なのだろう?

それぞれ目的地が違っているならば、誰が先に到着するとか、少し早く進んでいるとか、そういう比較なんて意味がないし、する必要もなし。もちろん途中で行き先変更だって可能。ホームスクーラーにはそんな自由があるんだ、となぜかお風呂に使っている時に頭に浮かびました。

いつもいろいろな質問をされて、伝えたいことの半分もうまく伝えられず、悶々とすることが多いだけにちょっと気持ちよいです♪


今年の夏はいっぱいキャンプに行きたいと思っていました。ただ思っているだけで、なかなか予約までこぎつけられなかったのですが・・・

ここ2年連続で参加しているキャンプは、グループキャンプで賑やかで、車で家とキャンプを何度も往復出来る距離だったので、今年はもう少し背伸びをしても良いかな、と思っていたときに、ちょうどアンスクーラーのお友達家族がキャンプサイトのシェアを持ちかけてくれました。その後も、他のお友達家族がキャンプに行くというのでいろいろ話を聞いているうちに、「一緒に行こう!」とトントン拍子に話が進み、レッドウッドのものすごく雄大な景色の広がるキャンプサイトに行き、そして先週末はネバダシティに引っ越したお友達の家にキャンプに行ってきました。そう、お友達の家の敷地内でキャンプ^^ 


ちびみかんのアンスクーリング日記

この辺の家とは違い、山を1つ所有しているような感覚で、敷地の中にはクリークが流れ、丘もあり湿地もあり、ハイキングをして十分に3、40分かかる広さがありました。好きな場所にテントをはってよいとのことだったので、彼らの自宅からちょっと離れた平らな場所を選んでキャンプしました。子供たちは久々にあうお友達と、それから同じくキャンプしにきていたお友達のいとこ3人と朝もよるも一緒に遊び、それからちょっと有名なユバ・リバーで思い切り川遊びに熱中。同じCAなのに私たちの住むベイエリアよりもかなり暖かく、(いえ、暑く)ずっと半袖ですごしていられるし、汗が滲むほどでした。

これまで3回のキャンプに行ってみて、行けば行くほど自分のなかにシンプルに生きられる自信が出来てきていることを感じています。もちろん自然のなかでのんびりするのが楽しい部分ではあるけれど、それ以外にも楽しめることがいっぱいあることを見つけました。例えば、どうやって持ち物を減らせるか考えるのは結構楽しい。必要だと思い込んでいたものが、じつはあっけなく手放せるものだということを発見するのはワクワクすることだったりします。

キャンプから意外なことを学んでいる母の傍らでは、子供たちが自然のおもちゃをフルに楽しんでいました。木の枝と水、そして石があればずっと遊んでいられるって本当に素敵!よく飽きないね~とおもうほど、石を大きな岩に投げつけては割り、その断面を見ては大きく育った結晶を探したり、川のなかの石を動かしては流れを変えてみたり、フル稼働していました。

まだまだキャンプ日和が続きます。あと3回くらいいけたらいいなあ・・・^^!
ちびみかんのアンスクーリング日記

ちびみかんのアンスクーリング日記
パークディでよく話すアンスクーリングママがオススメしてくれた本を紹介します。

今まで何冊も、ホームスクーリング、アンスクーリング系の本を読みましたが、
この本はピカイチ('-^*)/ とにかくわかりやすい。アンスクーリングをしていく過程でぶち当たる悩みは、おそらくこの本にかかれている5つのアイディアを心に留めて日々過ごすことで、悩みではなくなると思うし、読んだ後に自分が新しくなったような気になりました。

ホームスクーリングとか、アンスクーリングとか、知らない人がこの言葉を聞いて連想するのは、「学校のシステムを家庭に持ち込んできて、親が教える」というイメージ。だけれども、本当のアンスクーリングとは、家族みんなでリアルな世界を楽しんで生きること。それをできるようになるためには、5つのアイディアが心に刻まれている状態で、日々を過ごすことだと
筆者は言います。ただザッと読むことは簡単です。だけれども、自分がその内容をどのように消化し、意識を変えるかという部分はなかなか手強いものがあります。

私みたいに、アンスクーリングが大好きだけれども、自分が学校システムにどっぷり浸かって育ってきた人だと、ついつい意識がスクールマインドにシフトしているときがありませんか?
そんな時にこの本を、どのチャプターでもよいので開いて読むと落ち着きます。

1冊目が Free to Learn by Pam Laricchia
2冊目が 
Free to Live by Pam Laricchia  

ちなみに2冊目の方は、より充実したアンスクーリング生活を送るための基盤作りのような内容になっています。

私は現在2冊めの2クール目です^^ 1冊めは3回以上読み、未だに時々開いては読み返します。