先週は子供たちが2人同時に行っていたので、午前中に2時間だけ1人になる時間が取れまして、ここぞ!とばかりにカフェにいって本を読みまくりました。(普段はお風呂の中で読むことが多くてね。何か違うわけさ。)

その日は本屋をフラっとして、隣にスタバが入っていたのでそこで本を読むことにして席に座ったら、ちょうど目の前の席にはママと双子らしき子供たち。(男の子と女の子で、ママをはさんで向かい合わせに座ってる)トレーにはとってもかわいいピンクと白のクリームのついたカップケーキが並んでいて、私は単純に「いいね~、夏休みだからママと子供たちで楽しい時間を過ごしに来たんだ~」と微笑ましく見てました。

自分の本を取り出して読みはじめて15分くらいたったころでしょうか、女の子の方が「ママ~、分からないから、手伝ってよ~」と泣き出しそうな声で言いました。ふと目をやると、なんと子供たちは、ママが切り離して渡したらしい計算ドリルをやっていました。ママは子供が1枚終わるたびにそれをチェックし、間違えたところをやり直しさせてます。

見ている私は完璧にその女の子の気持ちになり、「苦しいよ~。もうやめたいよ~。」ともがいている感じ。「手伝ってくれないと分からない。意味がわからないんだよ~。」と泣きだしそうになっている彼女にも、そのママさんはものすごく冷静な声で、「これが終わらないと公園には行かないわよ。先生にだすものなんだから。きちんとやりなさい」と言うだけ。双子の男の子は数学が得意らしく、さっさと終わらせてはママに「はやく行こうよ~。」と言っている。

なんだかな~。楽しい夏休みなはずなのに宿題にがんじがらめに縛られている親子??かわいそう過ぎる。しかもスタバにきて宿題させることないだろうに。宿題の管理をきっちりすること、そんなに大事かな~。プリント一枚がきっちり出来ているからって、安心することでもないと思うけど。逆にプリントが出来ないからって、悲観的になる必要もないと思うしね。どうしてみんなと同じことを同じペースでやらないといけないシステムなんだろうね。そのシステムは本当に、私たちのために存在するのかな? 目の前の子供達がそれに気がついて、ママに言えるようになってほしい・・・と密かに祈ってしまいました。