惑星の名前、こうして暗記しましたよね。いつ頃習ったのかさえ記憶にないくらい、その頃の私にとっては興味の湧かない分野でした。

一昨日とその前の夜、2日間連続でエルぞうはベッドタイム後に部屋から出てきて、「まだ眠たくない」を連呼するので、「一人でしずかに何かしていられるなら起きていても構わないんだよ。」というと、何やら準備をし始めてゴソゴソとやり始めました。

キッチンからは2種類の大きさのボール、クレヨン、ハサミ、そして惑星、星座、などのテーマ別になっている本たちをテーブルにセットすると、ボールを大きな白い紙の上に置き、円をなぞり初めました。

私はミシンを使いながら横目でチラチラと観察していると、太陽をはじめ、水星、金星、地球・・・がそれぞれ違った色で作り上げられていて、一つ一つを本で調べながら、それも順番につくっているようでした。

作りながら楽しくなって、どんどん動きも早くなっているのがはっきり分かったし、どんどん色々なアイディアが生まれてきているようでした。作った惑星は、太陽の回りに順番に貼り付けていきたいそうです。1日目はここまでで眠たくなり、2日めにはもう一セットの惑星を作りましたが、今度はかなり小さめに作り、おまけにボールではなくフリーハンドで小さな水星を作ったり土星のリングを描いたりしていました。そして、これらは天井からもビールのように吊るしたいそうです。

1年ほど前に、ヤードセールに言ったときに実はアストロノミーの分野の薄い本を5冊セットで買ってありました。サイドリーダー的な本だったので、一緒に何回も読んでいたのですがその時にはあまり響かず、マジックスクールバスの本を借りてもイマイチ、他の本でもあまり関心を示さず、まあ、そのうち‥・と思っていたら、本当に急に思いだしたようにこの本を引っ張って来て調べていたのでちょっと驚きです。

それにしても、自分が興味も示さずに暗記して、ただ名前だけを記憶の片隅に止めている状態なのに対し、なんとも楽しくこの分野に入り込めることでしょう。子供と一緒に調べていて、始めて耳にするコトもたくさんあります。