カナダでは10月に祝うサンクスギビングですが、ここアメリカでは11月に祝うものなんですよね。
ハロウィンが終わって、クリスマスの前に大忙しでやってくるサンクスギビングは、
なんだか私にとって不思議な存在。

今日は朝一で友人の家に車で乗りつけ、彼女の車に同乗してクラフト・ディに連れて行ってもらいました。
友人は子供2人を小さなチャータースクールに入れていて、そこでのコミュニティがかなりタイトなので週1の割合でいろいろなイベントを親同士がやっています。(そのかわり、補助金は少ないとぼやいていましたけど)
子供同士がよく遊び、家も近所なのでここ2ヶ月ほど彼女の行っているチャータースクールのコミュニティにお邪魔させていただき、ビーチに行ったりスポーツディに行ったり、そして今日は誰かの自宅で行われるサンクスギビングのクラフト作りにもお邪魔させていただいたという訳です。

ハイウェイで15分ほどのところにあるホストの家に着くと、そこには小さなテーブルが3つ出してあり、それぞれのテーブルにはあふれんばかりのアートマテリアルが準備されていました。前もって連絡が来ていたとおり、何かよいアイディアがあるママ達は必要な材料を持ち寄り、そこで子供達と一緒に作ることになっていて、今日はハンドプリントを使ったターキー作り、秋の葉っぱを使ったコラージュ、それからサンクスギビングカード作りなどが人気でした。

でも、もちろん同じことをしなくても全く問題ないわけで、自分のセンスをフルに表現して、思いのままにモノつくりに励む子供もいます。クラフトはそっちのけで、ひたすら友達と遊び続ける子供もいます。同じことをしなければいけないという強制力がないので、思いのままにやりたいことをみんながやっています。(ただしお互いに迷惑にならないように気をつけなければなりません。)我が家の2人は初めてお邪魔する、初対面のファミリーの家なのですが、友達が一緒ということもありリラックスしていた様子です。レイはハンドプリントターキーをすべてブルーで統一して作り、ターキーというよりはブルージェイ?のような鳥に仕上がりました。エルの方は、最初は友達と遊ぶのに忙しくクラフトどころではなかったのですが、途中からコラージュに興味を持ち、そしてパイプクリーナーで遊び、その後はまた友達のところへ戻っていきました。

ホームスクールのいいところの一つは、友達ができるとファミリー全同士のお付き合いにすぐに発展するというところ。学校に通わせていると、送り迎えで顔は合わせるけれどなかなかゆっくり親同士で話をしたり、ファミリー全体のイメージが沸いてこないというのが現実だと思います。親同士が風通しがよい付き合いをできると、一緒にお互いの子供を育てている気持ちが強くわいてきて、自分の中でもブレが少なくなるような気がします^^ 逆に、求めているものなどの価値観がかけ離れているファミリーとは、無理に付き合っていかなければならない理由はありません。その点もラクです^^ 恵まれたことに、このグループの(私が知っている限りの)みなさんはとても大らかで我が家のやんちゃ坊主とも気長に付き合ってくださっています。
ありがたいことです!