今日は雲ひとつない青空が広がって、
日差しがぎらぎらと痛いくらいに照りつける日でした。

いつものように自宅から4ブロックほどのところにある公園に行って遊んでいると、
あとから同じプリスクールの卒業生と、
午前中プログラムに行っている男の子2人がやってきました。

2人ともサマースクールで一緒だったので、よく知っている子達です。
当然子供達は一緒に遊び始めました。

しばらくして男の子たち3人は姿を消し、視界に入ってこないので気になって探しに行きました。
すると、公園をぐるっと囲む低木と、公園内の建物の間の隙間に3人の頭が見えました。
覗き込むと、何かを手に持っていました。
声をかけると、1人がニヤ~っとわらって言いました。

「これね、ジュースなんだよ!こうやって投げると、プシューって飛び出してくるんだ!」

もう1人が言いました。
「ここに、たくさんあるんだよ!」
足元を見ると、紙のケースに入った缶が見えます。

「僕は舐めていないけど、XXはちょっとだけ舐めてみたんだよ~。」

そして、息子も言いました。
「える君は舐めてないよ。一緒に投げて、プシューってしているだけだよ」


そのあとは、建物側のフェンスの裏に行って確認すると、
それはジュースではなくてビール!!

コンクリートに落とされた缶がいっぱい転がっていて、
小さい穴のあいた缶からはプシュ~っとビールが噴出しています。
子供達はこれが楽しかったようですあせる
彼らには聞かなかったけれど、缶を開ける前によく振ったらもっと勢いよく出たのにね。

缶を拾って、公園の建物の中の人に報告すると、
「もしかしたら、ティーンエイジャーがこっそりと隠しておいて、
あとでパーティーするつもりだったのかも。」と言っていました。
でも隠す場所を間違ってしまったようです。

4,5歳児は探究心旺盛なうえに何でも触って、何か起こることを期待します。
ビールを台無しにしてしまったのは申し訳ないけれど、木の陰に隠すのはまずかったですね。

家に帰ってきてから、える君にはあれがビールだったことを教えました。
(我が家は夫婦とも飲まないので、ビールはあまり知らないのです)
そして、勝手に落ちているものをあけたりしてはダメなことも。


でも、コンクリートに落とされて、ビールが飛び出している缶をたくさん見て、
ちょっと面白く感じてしまったことも確かです。はい、正直に告白します。

これを飲もうと思って、こっそりと公園に隠した方、申し訳ありませんでした目