かれこれ3ヶ月ほどたっているが、
独逸に行き、フランクフルトにあきあきして、脱出!し、ミュンヘンへ。
独逸の中でも、一番独立独歩で、そして豊かな、バイエルンの首都。
土とともに暮らしてきた、独逸らしく、寓意に富んだ装飾が、歴史的建造物にはなされておる。
そのなかで、おそらく近年つけられた汚れとのコラボレーション。
「汚しちゃってさ、イヒ」
彫刻はただむやみに放っておかれるべきではなく、
かように、歴史を経てもなお、新しいものとの相関関係で活き活きするように、
遇されるべき。
周囲との関係でアップデートできる芸術なのだから。