明日は体育の日。今はスポーツの日というのでしょうか?
秋は屋外での運動が気持ちいい季節ですが、
実はスポーツ中に浴びる紫外線は体力を無駄に消耗する原因にもなります。
日焼けは「軽いやけど」=体力を消耗する反応
日焼けは、医学的には「軽度の炎症反応」です。
肌が赤くなる・熱をもつのは、体がダメージを修復しようとしているサイン。
つまり、体内では免疫や代謝を整えるためにエネルギーが使われているんです。
その結果、
• 体温が上昇しやすい
• 脱水が進みやすい
• 回復に時間がかかる
といった形で、スポーツのパフォーマンスにも影響が出ます。
特に夏場の炎天下では、
日焼け+熱中症リスクのダブルパンチになることも。
これは「皮膚温が上がることで、体が放熱しづらくなる」ためです。
プロアスリートも紫外線対策が常識に!
最近では、トップアスリートの間でも
日焼け=パフォーマンス低下という認識が広がっています。
たとえば:
• テニス選手の大坂なおみ選手は、日焼け止めと帽子を徹底し「肌のケアは試合準備の一部」と語っています。
• サッカー日本代表でも、JFA(日本サッカー協会)が公式に「夏季トレーニング時は日焼け止めを使用するよう指導」しています。
• アメリカのスポーツ科学研究(Journal of Athletic Training, 2021)では、「紫外線曝露が筋肉の疲労回復を遅らせる」ことが報告されています。
つまり今では、紫外線対策も“トレーニングの一環”なのです。
スポーツ時の紫外線対策ポイント
1. ウォータープルーフの日焼け止めを使用
汗や水に強いタイプを選びましょう。2〜3時間おきの塗り直しが理想です。
2. キャップ・サングラスを活用
顔や目を守ることで疲労も軽減。特に目の紫外線ダメージは集中力低下にもつながります。
3. UVカット機能付きウェア
最近は通気性の良い長袖タイプも豊富。動きやすく、日焼けも防げます。
4. 日陰での休憩を意識
直射日光を避けるだけで、体温上昇を防ぎ、体力の浪費も防げます。
健康的に見える日焼けも、体には負担!
「日焼けした=健康的」と思われがちですが、
実際は体がダメージを修復するためにエネルギーを消費している状態。
せっかくの練習や試合でベストパフォーマンスを発揮するためにも、
紫外線対策は欠かせません。
日焼け対策=体力温存の秘訣。
今日からは、“焼かない努力”で強く・美しく・長くスポーツを楽しみましょう



