UVカット製品を取り扱って20年のエポカルです。
最近では、夏物衣料にUVカットというタグが付いていることも多くなりましたね。
ただ!
本当にUVカットしてるの?という製品も少なくありません。
そして、きちんとどのくらいUVカットしているのか表記していない製品が多いのも気になります。
私は紫外線アレルギーなので、一応購入前によく見るのですが
UVカットと書いてあったにもかかわらず、痒くなったことが何度かあります。
そもそもUVカット製品には2種類のUVカット機能があります。
一つは、整品や織りあがった布に、UVカットのもとを吹き付けて後加工を施したもの
そして、もう一つは糸になる前の繊維自体に酸化チタンなどのUVカット素材を練り込んだもの。
後加工のものは、防水スプレーと同じように、洗濯を繰り返すと落ちていきます。
たとえUVカット率が書いてあっても、一番最初に計った時は98%だったものが、お洗濯を繰り返すたび落ちていくのです。
落ちる速度はそれぞれですが、以前専門の方に伺った時は、10回くらいで落ちてしまうものもありますとのこと。
ひと夏持たないということですね・・・
それに引き換え、練り込んだ製品はそもそもの素材に入っているので、お洗濯を繰り返しても落ちることはありません。
UVカット率99%と書かれていれば、ずっと99%のカット率が持続するのです。
ただ、素材自体が特殊なものなので、お値段は少しお高くなります。
現在、その二つの見分け方はなく、だからこそエポカルでは、練り込み素材のみを使っていますと、あえてHPでお伝えしています。
ただ、練り込みは天然素材に練り込むことができないので、ポリエステルなどの化繊であることは一つの特徴になります。
ちなみに、天然素材の中でも、ヘンプ、シルクは比較的天然の紫外線カット機能を持っていると言われていますが、どのくらいカットするのかは、素材の織り方や厚みなどによって違ってきます。
晴れたらエポカル☀