アフリカ南部の秘境ザンビアのへき地で私財を投じ 貧しい人々の命を救う日本人女性をテレビ番組で見ました。

彼女は病院がない地域に自ら行って医療活動をされています。巡回診療の値段は無料。無給で薬と診察を提供し、年間500万円の自費と寄付金で活動。3ヵ月間日本で働いてお金を稼ぎ、3ヵ月ザンビアでの活動という繰り返し。日本の病院では非常勤の医師として働き、稼いだお金はほぼ全額巡回診療に使っている。

そんな彼女が肌身離さずもっている手紙が、死を目の前にしたお父様からのもの。その内容が素晴らしく、

豊かな人生は自分自身の心の中にあります

かつてダイアナ妃も心の拠り所は自分の中にあると話したのが、私には衝撃的で依存症から抜け出せた言葉となりました。

全て自分の中に答えがある。自分の心が満足しているかが大事で、芸能人に会ったとか、皆が羨むような生活をしてるとか、彼氏がイケメンだとか、超高級ダイアモンドとか、私はそのどれも真に私の心を満足させるものとは思わない。

愛だろ、愛
と冗談でなく本気で思うのです。

私の心が満たされるのは、心を重ねられる人間とその間にうまれた人間愛を大事にしている状態。私なりの豊かな人生というのは、そこにあると思っています。

菜緒