うつ自殺と、怒りの戦争と、健やかな幸福の違い❣️ | 沖縄北部でポツンとひとりで暮らしてます。

沖縄北部でポツンとひとりで暮らしてます。

社会に出てから半世紀近く
いろんなことを体験しました。

もうすぐクリスマス
そして新年を迎えます㊗️

沖縄も急に寒くなって
冬は嫌いだけど、
日本列島縦断のお絵描きの旅に出たいです。

こんな日々の想いを綴ります。

人間はいつも先のことを考えてます。

考えると言っても、なんとなくぼぉ〜っとイメージするだけで、ほとんど意識に上ってないレベルも含めての話しです。


わかりやすく言うと、

最悪のケースと最善のケースの幅をみてます。

この幅を角度で示せば、プラスとマイナスの間で、開きの多い人はこころの許容範囲の広く、と少ない人はこころの許容範囲が狭いわけです。

また、ブラス側に寄ってる人は楽観的な予測をしていて、マイナス側に寄ってる人は悲観的な予測をします。

絵にするとこんな感じです。





そして、これらの予想の幅と偏りの傾向には個人差があって、話の合う人合わない人の要因になります。

また、自殺は、これらの予想に反して、ブラス、マイナスの幅、角度がマイナス側に広がる体験を繰り返して、どんどん悲観的な思考に陥ります。

学習性無力症も同じです。

心が健やかで、幸福な生活を送る人は、予想もプラス寄りだし、現実に起こることもプラス寄りで、マイナス側の領域が減り、プラス側の領域が増える傾向にあります。

つまり、予想よりも良いことが続くのが理想です。

では、怒りに震えて戦争を起こす様なひと、極めて冷徹に相手に攻撃させて大義を得てから戦争を

拡大させて相手を殲滅させるひとは、予想に反してマイナス側に働く現実を受け入れず、それを覆すように、予想に合わせて、現実を変えよう、未来を変えようとするわけです。

このエネルギーは、ドーパミン系、テストステロン系の神経伝達物質の活性化傾向の強い人、そんな環境で育った子供の頃の体験学習によるもので、プラス志向のひと、楽観主義者、独裁者、ダークトライアッドの特徴です。

我慢強さ、忍耐力、打たれ強さのような印象や、自信過剰、強引さ、封建的、差別的な言動に現れたりします。

マキャベリズム好きな施政者、統治者そのものです。

そして、もうひとつ重要なのは、予想に反して幸運だったり、悲劇だったりする現実を体験してる時、傍にいる親兄弟、仲間の反応が、性格、資質の特性を育てます。

精神的な強さ、回復力、精神的な耐性、レジリエンスはこの分野の話です。

人を育てることへの応用もできるし、暴力的な革命や、侵略戦争、植民地政策もこうして歴史を賑わしてきました。


また、もう一つ人類の未来を指し示す、神の未来の記憶のはなしがあります。

失敗体験からの学習には、自殺傾向の遺伝と、正反対のレジリエンス強化の遺伝があることです。

獲得形質の遺伝です。

これは、エピジェネティクス、DNAの書き換えを行う突然変異、メチル化による遺伝因子の形質変化の話に繋がります。

更に踏み込めば、mRNAワクチンによるメチル化で、免疫系の機能が変化して生まれた獲得形質が遺伝する可能性に繋がります。

怖い話ですが、進化のプロセスを考えれば、プラスに働き、人類の生き残りの運命を左右するかもしれません。

ナチスドイツによるユダヤ人の悲劇的体験学習によるポジティブな子孫誕生の現実もありますので。


幸運も不幸も、プラス体験もマイナス体験も、それがどんな学習効果をもたらすか、その個人差はどこからくるのか、そのメカニズム、メチル化の原理がわかると、人類は大きな進化を遂げるでしょう。