今年のセレッソを探る② 練習試合:C大阪 1-1 鳥栖 | E.P & E.F.L

E.P & E.F.L

E.P & E.F.L = Enjoy Play & Enjoy Football Life. 
サッカーバカになりきれない『ライトサッカーバカ』が フットボールをまったり放談します



 今日、行なわれた練習試合、鳥栖戦の結果が公式HPにアップされました。

■ 2010/02/19: 練習試合の結果【vsサガン鳥栖】 (公式HP)

■結果
セレッソ大阪 1-1 サガン鳥栖
  (1本目 0-1 45分)
  (2本目 0-0 20分)
  (3本目 1-0 45分)
  (4本目 0-0 20分)

■得点者 1本目 萬代(サガン鳥栖)
    3本目 アドリアーノ(セレッソ大阪)

■メンバー(セレッソのみ)
1本目 GK松井 DF茂庭、羽田、上本 MF高橋、アマラウ、マルチネス、尾亦、乾、香川  FW播戸
2本目 GK丹野 DF高橋、茂庭、上本、尾亦 MF羽田、マルチネス、乾、香川 FW播戸、アドリアーノ
3本目 GKキム DF山下、前田、藤本 MF酒本、山口、黒木、石神、清武、家長 FWアドリアーノ(小松)
4本目 GK丹野 DF酒本、山下、前田、藤本 MF家長(永井)、黒木、山口、石神 FW清武、小松


 この結果から、何を読み取るかですけども・・・。

 1本目&2本目は現時点での、開幕戦を想定したレギュラー組だと考えられます。
 ただ、1本目と2本目では、システムを変えています。
 1本目が昨年ベースとしていた3-4-2-1、2本目が並びは分かりませんが4-4-2を採用しているように見えます。
 これらから、システムにおいても、選手においても思考錯誤が覗えます。

 1本目&2本目から察するに、
 1本目は、0-1で負けました。昨年レギュラー選手は。羽田・マルチネス・乾・香川の4人だけ。昨年からの既存選手で見ても、尾亦を加えた5人のみ。
 得点が生まれず、2本目に4-4-2にシステム変更しているということは、1本目があまり機能しなかったのか? それとも、最初から4-4-2を試すプランだったのか? 真相は定かではありませんが、4-4-2の4バック&2トップもクルピの頭の中にはありそうです。

 結果としては、レギュラー組の1&2本目の結果は、0-1 で負けています。
 
 そして、選手に目を向けると、意外だったのが、左サイドに尾亦を起用していること。
 昨年の実績から考えれば、石神が妥当な起用ですが、尾亦ということは、相当調子が上がっている。もしくは、モチベーションが高いということなんでしょうかね。

 3本目&4本目ですが、
 3本目は、守備陣が既存の選手で、攻撃陣が新加入の清武、家長、アドリアーノが起用され、1本目と同様に3-4-2-1を採用し、4本目も2本目と同様に4-4-2を採用しています。
 3本目でアドリアーノが得点を挙げていますが、謎だと言われ続けているアドリアーノがひとまず得点を挙げたことは収穫ですね。コンディションが上がってくれば、更に期待できるのかもしれません。

 4本目で4バックの右サイドバックに入ったのは、藤本のようですね。守備的ポジションはユーティリティーにできる選手ですが、藤本の右サイドバック起用も十分あり得るということなんですね。

 この試合で、レギュラー組で結果は出ませんでしたが、4本トータルで 1-1 のドローです。

 今のセレッソは、新加入選手が多く、起用もシステムも まだまだ試行錯誤ですね。

 まあ、でも、大敗はしていないだけ良しとすべき時期なんでしょかね。
 いろいろと試行錯誤してもらって、成熟を期待したいところですね。