地球の皆さん、こんにちは。😃
フジテレビの月9ドラマを観ました。
長崎が舞台でした。路面電車や、お墓参り
で花火や爆竹など地域の特色が出ていて
映像が綺麗でした。中華街や眼鏡橋も
映っていて、長崎に行きたくなりました。
メインテーマの【雨】、確かに長崎は雨が
多いと聞きます。友達以上恋人未満の所が
ドキドキします。
そして伏線が少しずつ出ていて、ハッと
させられました。雨が自分に自信を
持てないのは、幼少期に母親に虐待されて
自分の存在を否定されたから。
太陽が花火の色を上手く出せないのは
赤色が識別出来ないから。(という事は、
無免許でしょう)だから、母親の形見の
赤い傘を持ち歩いていたし。
夢に向かってそれぞれ歩んだ10年、
二人とも挫折して、夢を諦めます。
若い世代がとてもリアルに描かれて
います。と、急展開でファンタジー❢
………でも心の何処かで、奇跡が起きるなら
それに賭けたいのはわかります。
相手の命を助ける代わりに、自分の五感を
差し出すって、究極の愛情です。
『鋼の錬金術師』では【対価】と呼ばれて
いましたが、雨の失うものは重すぎます。
手塚治虫先生の『どろろ』の百鬼丸は、
父親が領土繁栄の為にと12の鬼神と
取り引きをして、生まれながらにして
身体の48ヶ所を鬼神に捧げられました。
【対価】は自分が人身御供になって
しまいます。
その位、今までの人生で雨にとって
太陽は自分の事を認めてくれた唯一の
存在なのでしょう。
【生きていていいんだ、人から必要と
されているんだ。】これは、全ての人に
当てはまるメッセージだと思いました。
人生が思い通りにならないのは勿論です。
そして立ち上がれない位のダメージでも、
何かしら自分を見守ってくれる、ドラマ
の様に、雨に傘を差し出してくれる人が
居れば、前に歩いていけると感じました。
案内人の二人が、雨に告げる宣告が
まさに冷たい雨です。
パティシエ目指していた雨から、最初に
取り上げるのが味覚❢大浦天主堂前に
佇む案内人が、雨の自己犠牲を暗示して
いた様に思えます。
恋愛ドラマだけではない、ヒューマン
ドラマです。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとう
ございました。🤗それでは、また。🤗