昨日の夜9時からは、3週連続スタジオジブリのアニメ「コクリコ坂から」を見ました。 

 

先週の「となりのトトロ」も 来週の「借りぐらしのアリエッティ」も
テレビ放送となると 何回か見ておりますが、
昨日の「コクリコ坂から」は初めて見ました。


何度も書いておりますが 私は初期のジブリの作品の大ファン。
一番好きなのは もちろん「天空の城ラピュタ」
この作品に関しましては、テレビ放送があればもちろん見ますし、
ハードディスクにも録画してありますので、思いついたように
見る事があります。

 

次に好きなのは「風の谷のナウシカ」
これも、見た回数はかなりになると思います。
これを歌舞伎化すると聞いて 驚いたのなんの(笑)


ここまでは私の中で不動の2トップなのですが、次は何?と聞かれますと
なんと「耳をすませば」なんです。
意外ですか??
公開時は全く見てなかったのですが、15年ほど前?にテレビで見て
それ以来は放送されるたびに見てしまうくらいに 好きです。

 

あ!!「紅の豚」も好きでした。
あれは浪漫です(笑)


スタジオジブリのアニメはけっこう見ていたつもりでしたが、
まだまだ見ていない作品も多い事を知りました。
特に最近の作品は 見ていないものも多いかな?

 


「コクリコ坂から」は時代背景が1964年 第18回東京オリンピックの
始まろうとしている ちょうど私の子供の頃が時代背景。

お話は横浜の高校に通うなんとなくの男女が、なんとなくの恋愛、
でもそこには・・・。(笑)

 

忘れていたあの頃の青春の甘酸っぱさがテーマのようなお話(笑)
レトロな雰囲気もあの時代を思い出させてくれました。

 

声優陣を見て驚きました。

主役の高校生男女に岡田准一さん 長澤まさみさん

その脇を固める人たちが竹下景子さん 風吹ジュンさん 
大森南朋さん(余り詳しく存じ上げなかったのですが、ナギサさんで知りました)
風間俊介さん 内藤剛志さん それに香川照之(中車)さん(笑)

この出演陣で大型ドラマが出来上がります(笑)

 

舞台は横浜の高校ですが、ここに珍しい名前が登場します。
男子文化部の部室棟の名称が「カルチェラタン」

 

カルチェラタン?カルチェラタン?
なんだか聞いた事があるなあ とおぼろげな記憶が 蘇って来まして、
その場で検索しましたところ、フランスはパリの5・6区にまたがる地域だとか。

 

あ!それでか!

 

6年前にパリ旅行に行った時に、6区のアパルトマンホテルに泊まってました。
その近くのいわゆる文教地区が、カルチェラタンだったのですね。
その折に ガイドブックや地図で見たのを 覚えていたのでした。


映画は名前だけで、フランスとは全く関係はないのですが、
当時の記憶が 蘇って参りました。

 

今日は、コクリコ坂から、思い出のパリ旅行の写真を何枚か。

6区に滞在しておりましたが、どちらかと云えば買い物などの行動範囲は
サン・ジェルマン・デ・プレの方面でしたし、観光もシテ島方面に
行っておりましたので、思ったよりも カルチェラタンの写真は
残っておりませんでした。残念。


丁度、当時使ったそのままの地図が残っておりましたので、
写真を撮ってみました。

行ったところには、丸が付いてます。

そこにオレンジで「QUARTIER LATIN」の字がありますね。


あの火事以降、今はどうなっているのでしょうか?ノートルダム寺院の上から
カルチェラタンの方向をとったものが無いかなと探しました。

真ん中からやや左の白い三角が 浮いているようなもの。

まるで、なにか間違えて写ってしまったような 異様なものが
当時修復中だったパンテオンです。

 

パンテオン前で撮った写真がこれ。


先ほどの写真は、まさに上空から見たカルチェラタンですね。

 

パンテオン正面からエッフェル塔

パンテオン周辺の写真。


ホテル周辺の買い物に通った道。

 

 

古そうな建物。


これはホテルの近くだったのは覚えてますが、何だったっけ?

 

最後には、ホテルのエントランスに置いてあった地図。

この円の中心が 泊っていたアパルトマンホテルです。

この地図にもカルチェラタンの字が。

 


当時の旅ブログでは、どうしても観光地の写真ばかりになってましたが、
普通に通っている道も たくさん撮りました。
建物一つとりましても、すべてが絵になるとしか言いようのない街でした。


しばらく、少し物騒な事件が続いていたので、それが収まったら
もう一度行こうね と云っていたのですが。。。

今は、どうやっても行く事の出来ない場所になってしまいました。
安全に、楽しく、憂いなく再びパリの地を 訪れる事が出来ますように。