今日のブログは ちょいと方向をかえまして『かぐや姫』のお稽古から、
少し離れたお話しです。


夜のテレビの番組 クイズ番組ではないのですが京都を題材にした 
ある番組がございました。

そんな中で 雑学的にですが 囲碁から出た言葉で 現在使われている言葉で
それはやっても意味がない! と云う意味の言葉はなんでしょうか? と・・・。

囲碁の言葉では岡目八目とか、布石 とかがありますが、


答えは あの「駄目よ!駄目駄目!」の『駄目』。


これは白と黒のお互いの鬩ぎあいの場所で その石を境界線に於いても取りもできなければ 
置いても意味がないと云う場所、それを 「無駄目」と云うのだそうです。

だから駄目! これは目からうろこ!(笑)

なるほど、語源と云うのは面白いなあ と思った次第です。

ちょっと調べましたら、囲碁から出ている言葉は結構ありますね。

勿論、歌舞伎も同じように 語源になっている言葉がとてもたくさんございまして、
それが クイズになっていることも多いのですが、さすがにこれは答えられますね。
この手の話題がございますと、うちでは 競うように答えを言い合います(笑)



そして、もう一つ 京都から感じる事で 東西南北が碁盤の
目のようになっている京都の町。

ここから色んな事を 想像致しました。

「京都」に対して 東の京の都だから「東京」。


昔、子供のころ友達とこんな遊びをやりました。 

「北の京」と書いて「ぺきん」。「南の京」と書いて「なんきん」 
では「東の京」は?

大概 うっかりと「とんきん」と云う人が多かったですね(笑)
いや 東京(とうきょう)や!と


江戸であった昔 奉行所は北町奉行に南町奉行。

京都での奉行所は西町奉行と東町奉行。そういえば 西本願寺に東本願寺。
 

ただ東山はあって西山はないのではないでしょうか?
ちょっと調べましたら 西山三山と云うのが、長岡京市あたりにあるそうですが、
位置的には 東山に対応しての 西山ではなさそう。
ただ北山はありますね(笑)

京都の南には山はありませんので、当然南山もございません。

脱線いたしますが、京都中心部で迷子になったら 遠くを見まわして、
山がないのが南です(笑)


アップしてから調べなおしました、繋がりがうまくいきませんので、加筆します。
西山という一群はあるそうですね。
愛宕山から天王山(!)まで続く、京都盆地の西の山を言うそうです。

戻します。
現在 南座はありますが北座は芝居小屋としては ありません 

東寺はあって 西寺(昔はあったそうですが)は現在はありません

北野天満宮はあっても南に天満宮はなく このあたりは
方位学でしょうか?(笑)


今の新しい地名が 割と安易に「東西南北」「中」などが使われてしまいますので
どうも慣れないと申しますか、残念だなと思っておりましたが、
今に限らず、昔もそうだったのでしょうね。

でも、今とは違い 意味があっての名前であるように思います。


時代の流れと共に、なぜ?と思うようなことが 疑問に感じる、
そんな不思議な事を 考えさせてくれる番組でした。  


方角ついでに もう一つ。

以前にも書いたことがございますが、京都のミステリー番組を見ておりますと、
何やら 犯人を追いつめたり 逃げたり致します際に 京都を縦断横断、

方向めちゃめちゃに どうやったら ここからここへ ワープして戻るの?
と云いたくなるくらいの 名所案内的な逃走劇になるので いつも笑ってしまいますが、

今日のロケは 東から北上して、西へ行き、そのままさらに西へ。

確かにこの観光地を実際に行くとしたら この順番が一番かな と思うような
順番に回っておりました。

どうでもいいことなのですが・・・いつも 目が回りそうになってしまいますので(笑)

そう云えば 今日の番組で訪れていた場所で 一か所今まで行ったことがない場所が。

有名なのですが、機会がございませんでした。
しばらく 京都公演の予定はなさそうですが、行くことがあったら ぜひ行こうと
思いました。


清水寺、三年坂、下鴨神社、北野天満宮、太秦映画村

さて、どこでしょう(笑)