なぜ、そんなことを思ったかというと、一般的にスペイン人の子供達を見ていると練習量は日本の子供達と比較してたぶん3分の1もしていないように思います。


個人で多少の差はあるにしても。

しかも試合も土日のうちどちらかで1試合のみ。ということは週末どちらかの日は完全休養です。


それで終わり。


お弁当を持ってきて一日中試合と練習に明け暮れるということはまず有り得ません。


特別なトーナメント戦に参加しない限り、土日一日中サッカーで潰れて家族でどこにもいけなかったなんてことも起こりません。

試合が終わったら、それぞれ好きなように自分の時間を使っています。


それは指導者もそうなんですよね。もちろん指導者の場合、土日は他のチームのスカウティングや勉強のために試合を見に行くこともありますが、「休む時はしっかり休む」というメリハリがしっかりしているように思います。


逆にメリハリをつけないと本当にサッカー漬けになりすぎて滅入ってしまいます。そうなると逆にサッカーに対して集中して取り組めないということをこっちの人は体感しているようです。


そもそもリーグ戦の場合、一人の選手が1試合出て、その後24時間空けないといけないというルールがありますからね。


それは子供を守るためであり、有効的に時間を使うためです。それ以上やっても思ったような効果は得られないように思います。


週に3回練習がありますが、それぞれの1時間半を超えることはありませんし、居残り練習も、ましてや一人で自主トレをする子なんてほとんどいません。


なのにスペイン人の子供達はサッカーが上手い。それはリーグ戦の影響もあるのかもしれませんが。


③に続く