まだまだ新型コロナウイルスが収まらないので、引き続き免疫力を上げ最大限警戒し続けなければいけない。

 

相変わらずいろんなことを批判している人がいるけど、それを気にするのも程度が低い気がするので、未来に目を向けようと思う。

 

現実的にこの先の日本はどうすれば良いのかと個人的に考えてみて、完全に私見だけどそこから自分の行動を考えていこうと思っています。

 

検査数の少なさはあるけれど、やはり日本の医療は世界トップクラスなのは証明されつつある気がする。検査数が影響する感染率の問題以上に、医療の質が影響する致死率を抑えることができているのは、やはり医療従事者に感謝すべきだろうし、国民皆保険制度を築いて、守ってきた日本国民のチカラだと思う。

ただ、危機意識の少なさは世界トップクラスかもしれないとは思うが・・・

 

さて、感染拡大がこれ以上大きく進まないことを祈りながらも、今後爆発的に影響があるのが経済だろう。

 

これから第一四半期の決算を迎える企業も多く、想像以上に悪い結果になるはず。

残念ながら大手でも耐えきれない企業が世界でどんどん出てきて、負の連鎖は避けられそうにない。

パニック売りの株価も実体経済への影響でさらに下落することになりそうだ。

 

そして、その後の日本だけれど、コロナ前からGDPがマイナス圏、これで致命的にマイナスになり、オリンピックの延期または中止によって瀕死状態にはなるかもしれないけれど、復活していかなければいけない。

リーマン級かそれ以上だとかいう議論はもはや不要。

だってリーマンの頃は日本が人口減になった初めての年、経済に人口減の影響が出だしたのはそこから数年たってから。あの頃はリーマンの影響だけ考えておけばよかった。今はそこから10年以上が経過してさらに人口減は進み、稼ぐチカラも変わってきてる。社会保障費は増大し続けてリーマン級以上のインパクトは当たり前、戦後くらいの復活イメージは持つ必要がある。もはやコロナの先行きもあまり関係ない。想定以上の速さで日本の経済力が落ちていくということだけは事実としてある。

 

そこで人口減の先進国にあって、今やこれからの日本は外貨を獲得する以外に方法はない。震災復興も終わっていない日本でこれからやるべきは外貨の獲得とそれによる内需の復興。

 

観光業だけが外貨の獲得方法ではないと思う。

人口減で限りある資源の中で、選択と集中をし、まずは日本が世界に誇れる分野を伸ばしていくのが最も先決。

世界で最もミシュランの星が多い日本の飲食業も魅力、もちろん四季がある日本の観光業も魅力、世界有数の定刻ダイヤを誇る鉄道などのインフラ及びその技術力も必要とされている、マナーや公衆衛生も伸ばせる要素だし、原爆・原発事故をダブルで体験している唯一の被爆国。そこからの環境技術だって世界に誇れるはずだ。内部留保たくさんの企業も世界有数。もちろんオリンピックのゴタゴタをうまく処理し、各種スポーツ開催についての非常時対応などで今後のスポーツの世界大会をサポートしていくのも良いアピールになる。e-スポーツだってまだイニシアティブをとれている国はない。

 

日本の場合はアピールが苦手だし、おしとやかなのでうまく伸ばせていないが、例えばトップセールスマンのトランプさんを再選させ、アメリカ主導でそれらの産業を販売してもらうようもっていくことでアピール力はカバーできそうだし、インドやベトナムなど中国の手がかかっているアフリカ大陸でなくてもアジア近隣で実際に日本のリソースを必要としている巨大国はたくさんある。

 

安部さん(でなくても時の首相)にしっかりトップセールスをしてもらい海外に売っていくことと、内部留保を世界一溜め込む日本企業による世界でのM&Aをサポートしてもらい外需比率を高めていくこと。

 

そのためには多様な文化を受け入れる土壌と明治維新や戦後に対応してきた日本国民の変化対応力が活きてくる。最近は平和ボケかもしれないが、もともと持っていた勤勉さはまだあると信じよう。

コロナで大変な期間ではあるが今の状況を逆手に一気にデジタルシフトし稼ぐチカラをつけていく必要があるしそれができる国民性だと思う。

 

日本国内から復興するのももちろんだし、海外にいく人はどんどん行ってその国から援護射撃をしてくれれば良いと思う。

 

終息宣言が出てからの1年、2年の戻り消費も楽しみだが、ここで日本という国は人口減という避けられない未来に根本から生き方を変える良いタイミングと捉えてむしろ10年後20年後、100年後を考えたい。

 

どちらにせよ厳しかったここ数年の予測以上に決定的に厳しくなるのだから逃げずに根本から変えていきたいと思う。