菓子シリーズ第五弾は、「シャトレーゼ」。正確に言うと、「ガトーキングダムサッポロ」は菓子屋ではなく、リゾート施設。ホテルである「オテル・ド・レーゼン・サッポロ」と温浴施設である「フェリアー・フォンテーヌ」から成る。これらの運営をシャトレーゼが行なっている。

シャトレーゼと言えば、全国に店舗を持つ菓子屋(本社は山梨)。そんなシャトレーゼは、菓子という本業の他にワイナリーカントリークラブ、上記のホテルなどを展開している。

社是にもある三喜経営に沿っていれば良しということなのだろう。ちなみに三喜とは・・・

・お客様に喜ばれる経営
・お取引先様に喜ばれる経営
・社員に喜ばれる経営

ガトーキングダムサッポロは、経営難に陥ったホテルをシャトレーゼが買収したものである。甲府市で始まった小さな菓子屋シャトレーゼも今は、売上500億に迫り、遠く北海道でリゾート開発までしている企業になったのである。

地元の小さなシャトレーゼショップしか知らない方は、その壮大な企業全体を北海道のリゾートで、また甲府のワイナリーで感じてみるのもいいかもしれません。

企業にとって進むべき道は様々で、異なる業種業態に手をつけず、菓子一本で生きていくのも1つの道だと思います。しかし、シャトレーゼのように多展開を行なって企業のブランド向上を図っていくのも1つだと思います。

【気になるコト http://blog.livedoor.jp/transmiley/ No.38】