何事も戦略と戦術は大事、と言われる。

勉強も同じ。

 

そもそも戦略と戦術とは何か。

 

戦略=「どんな方向で戦うか」という全体の考え方

「ゴールに向かうための大きな道筋」のこと。

 

たとえば、高校入試でいえば、

第一志望の高校に合格するために、どんな勉強方針で進むか

得意科目を伸ばすのか、苦手を克服するのか

どの模試や過去問を軸に練習するか

などの全体の作戦が「戦略」。

 

 例:

「英語と国語で安定して得点し、数学は基本問題を確実に取る」

→ これが「戦略」。

 

 戦術=「どうやって実行するか」という具体的な方法

戦略を実現するための具体的な行動やテクニック。

 

たとえば、

毎朝15分で英単語を30個覚える

数学は1日1問、苦手な関数の問題を解く

模試の復習ノートを週末にまとめる

などが「戦術」。

 

戦略を意外と決めずに、いきなり戦術に行く子供は多い。

戦略は親、塾の先生と一緒になって考えたほうが子供にとってはスムーズなことも多い。