授業でも会話でも、「質問上手」は学び上手。質問には、相手の考えを深く引き出す力がある。質問のうまい子供は間違いなく自分で考えている証拠。

 

では質問上手に育てるためにはどうしたらいいか。

 

コツ①:目的を意識する

「知りたいのは何か」を明確にして質問することが大切。

ただそれができない子供は多いので、たとえば「なぜ?」と「どうすれば?」と聞いてあげることでだんだん思考の癖がつき、目的意識も芽生えて来るかもしれない。

 

コツ②:相手の話を最後まで聞く

人の話を聞けない子供は質問も上手ではない。

人の話を聞く、ということはその人の話を聞いて理解しようとする。

つまり理解しよう、という癖は聞くこともそうだが、質問する際に、自分は何が分かって何が分からないかの部分にも頭を使うようになることが多い。

人の話を聞く聞き上手に育てるためにも、まずは親が子供の話を聞いてあげ、そのうえて色々質問し、思考させることが大切かと思う。

 

コツ③:Yes/Noで終わらせない

子どもがYes / Noの答えしか持たない質問はなるべく避ける。

「どう思いましたか?」「なぜそう考えたんですか?」など、広がりのある質問を意識するとで思考するようになる。

 

思考する癖は質問上手になるだけでなく、あらゆる場面で活きる力。

是非最も長く過ごす家でも育てたいところ。