勉強中に音楽を聴くかどうか、子どもによって意見が分かれる。
実際どちらが集中力に良いのか。
まずは音楽を聴くことのメリットとデメリットを。
音楽を聴くメリット
・リズム・メロディが心地よさを生み、ストレス軽減に繋がる。
・単純な反復作業(英単語暗記など)のとき、BGM的に使える。
音楽を聴くデメリット
・歌詞付きの音楽だと「言葉」に意識が向いてしまい、英語や国語で集中力が下がることがある。
・情報量(音楽+勉強)の負荷が増えると、記憶や理解が乱れやすい。
音楽を聴くことにもメリデメがあるわけで、大事なのは工夫。
例えば、
・勉強の“始めの5分”は無音または環境音だけで集中を入れる。
・暗記・単純作業のときにインストゥルメンタル(歌詞なし音楽)を使う。
・難解な読解・英作文時は音楽を消して、集中モードに切り替える。
などなど。
目的はあくまで勉強すること。
好きな音楽を聴く発想になったらそれは本末転倒になってしまうかもしれない。
集中したいのか、暗記に力を入れたいのか、リラックスしたいのか。
目的に合わせた音楽の有効活用を、と思う。
