「テスト前は徹夜で…」という話、まだよく聞く。

でも実は、睡眠不足は記憶の敵。

脳科学的には、「寝ること=記憶を定着させる作業」らしい。

 

① 記憶は“眠っている間”に整理される

脳は起きている間に得た情報を、寝ている間に整理・定着さる。

特に「ノンレム睡眠」の時間に、短期記憶(海馬)から長期記憶(大脳皮質)へと情報が移される。

 

スタンフォード大学の研究では:

睡眠を十分に取った生徒の方が、記憶テストの正答率が約20%高かったそう。

 

② 寝不足だと「忘れる脳」になる

睡眠が足りないと、脳は「情報のゴミ箱化」と化すそう。

覚えたことが整理されず、思い出す力が低下するから。

 

特に、6時間以下の睡眠を3日続けると、

記憶力・集中力は徹夜と同レベルまで低下するらしい。

 

③ 睡眠を「学習計画」に入れる

理想の睡眠時間:中学生で7〜8時間

 

寝る直前は暗記科目(英単語・歴史)を軽く復習

→ 寝ている間に記憶が定着しやすくなる。

 

「寝る時間」は「勉強時間」の一部とも言えそうだ。