自分には子供がいない。
それでも20年ほど教育業界で仕事をしてきている。
親の前で偉そうに進路だ将来のことだと話をするときに、後ろめたく感じる時がある。
実際に子供も育てたことのない自分が何を偉そうに言うのか、と。
子供を産み、育てている親を見ると無条件でリスペクトする(虐待している親はもちろん例外)。
子育て以外に命をかけることなど戦争などの有事以外であるだろうか。
生物としては子孫を残してなんぼ。
自分はそれができていないので、生物学的には劣るのかもしれないな、とたまに生きていて後ろめたくなることがある。
だからせめて子供に関わる仕事で少しでも貢献したい思いで教育業界にいる部分はある。
だからいつも子供に教える時には同時に命をかけている親の姿を思い浮かべる。
親がいても同じことを子供に言えるか、同じ行動をするかは自分の中で大切な指針。
オンライン授業だと、親も直接見てくれる。
これは望むところでむしろありがたい。
自分という商品が本質満足いただけるか否かがダイレクトに判断いただけるから。
そういう意味でオンラインの授業はごまかしがきかないと思うので、本当に力がないとできないサービスだな、と思う。
