「同じ内容を教えても、あの先生の授業は分かりやすい、あの先生の授業は分かりにくい」となる。その違いは何か。

 

① 相手の立場で考えられる

教えるのが上手な人は、「自分が分かっていること」をそのまま伝えない。

相手の理解度・苦手意識を考えて、“相手の言葉”に翻訳して話す。

 

② 難しいことを“かみ砕いて話す”

例え話や図解を使って、抽象的な内容を具体化する。

「なるほど、そういうことか」と思わせる人は、頭の中で整理しながら話している。

 

③ 聞き手の“反応”を見て修正できる

話すことよりも「聞く姿勢」が大事。

聞き手の表情、姿勢、言動などを観察している。相手の反応でこちらの出方を修正していくことでより相手に伝わりやすくなる。

それらにすぐ気づけるのは、“相手を見る力”があるから。

 

「教える力」とは、「相手の立場で考える力」。

これは、英語にも、人生にも通じる普遍的なスキルだと思う。