こんちは


昨今ワインが結構飲まれていて。ワインに良くあうイタ飯や、スペイン飯を出す店も増えているようだ。まぁ、ワイン其の物は世界中で作られているので。各国の地元料理に合う物も、多いのではないかと思えるが。


やはり、フランス料理もワインに良く合うのかもしれないが。やたらカッコつけて高級感を出そうという店が多過ぎて。私はあまり好きでは無い。高級感をあえて「こだわり」と言い換えても良いのだろうが。しかし、ミシュランが認めている様に。日本は安いからと言って、まずいというレベルではなく。美味しいのは、料理人の研究の成果だろうと思う。日本は、結構拘りが強いからねぇ。

まぁ、当然の様に美味しくない店はすぐ潰れるから。客は、正直だよ。


東京では中目黒というと、わりと食通が集まる場所という事らしく。中目黒界隈にちょっとオシャレな、飲食店(レストランとは呼ばず)がポチポチ出来ていた。


再開発というのもあって、町並みも徐々に変化している感じだ。

高くないとは言っても、二人で万札が出ていく程度の食事代ではあるので。それなりに注文を考えてしまう事もある。コースを頼めば良いのだろうが。好みのものを頼むことも出来ないから。アラカルトになる。まぁ、安くはないね。


因みに、以下の単語はフランス語で。「munu」とはメニューを指し。コース料理を意味する言葉との事だ。

対して、「アラカルト」は単品料理を意味する言葉で。大抵、夜のディナーはコースというのが常識らしく。単品注文は、大衆酒場的な扱いなのだろう。妙なこだわりが有る所も、フランス風と言えなくもない。


無論、そんな高い店ばかりではない。ただ、そのような店が多いのも中目黒・代官山という場所柄なのかもしれない。


尤も、アジアン料理にワインというのは余り聞かないのも。どちらかといえば、度数の高い庶民的な焼酎風の飲み物が多い。味も極度に辛いか、甘いと極端な味付けが多いのが特徴だろう。

これは、大衆料理に多い傾向の様だ。微妙な味付けというよりは、味がついていればいいという感覚なのだろうか。


対して、日本は北と南。東と西でも食材が大きく異なり。味も全く違うのだが。不思議なことに、その地方の食文化はその土地に有った食材と味があり。

それが理解されているらしく。そのどれもが旨いと表現をしても良い程に、完成度の高い物になっている。


日本にミシュランが三つ星をつけた飲食店が多いのも、それを物語るという事なのだろう。面白い事に、フランスよりも三つ星を取る店が多い日本は。やはり味にこだわる舌の持ち主が多い、ということになるのだろう。ただ、食感とか食味の繊細な感覚は、日本人がトップレベルということらしいが。味覚だけを言えば、日本人も負けるアジアの国があるそうだが。


料理の研究心は、世界トップレベルというのは事実のようだ。