「私がとやかく言うことではないんですけど、事の顛末(てんまつ)とか見ていくしかないなとは思うんだけど、でも色々な思いがあり。HEY!HEY!HEY!、最近だったら酒のツマミになる話、ダウンタウンDXとかも出ていて、僕は90年代以降、非常にお世話になったというか、個人的には好きな松ちゃんなんで、俺の思いを言いたい」と切り出した。
「時代が音を立ててきしんでいるんですよ、今。昭和の当たり前が当たり前じゃない」と時代の変化を指摘しながらも、HISASHIは「ダウンタウンのすごいところっていうのは、ミュージシャンを神格化から解いたんですよ。HEY!HEY!HEY!です」と94年から12年まで放送されたフジテレビ系音楽番組「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」に言及。
「その前までは『ザ・べストテン』『トップテン』みたいな番組で『今日も何とかさん、来て頂けませんでした』っていう、トップに上がったミュージシャンが色々な事情で番組に来ないと。それをダウンタウンはカジュアル化したんですよ。神格化されるミュージシャンを」とし、「意外とミュージシャンって天然なんじゃないかってことを、世間に提示したのがダウンタウンです。それによって僕らミュージシャンも出やすくなったりとか、すごくポピュラリティーを得られるような存在になったというところでいうと、ダウンタウンの存在はすごいです」と語った。
「とんねるずとかもテレビを変えたと思ってるし、1つの時代を変えるパイオニアだと思っています。だから僕はダウンタウン好きです。どうなろうとというか…やっぱりあの時代、助けられたな」とHISASHI。「HEY!HEY!HEY!のロケとか行くの怖かったよ、ギラギラだったもん、あのとき2人とも」としながらも、「うたばんもそうだよね、石橋(貴明)さんとか中居(正広)くんとか、俺らをいい感じにいじってくれたりしてくれて。助けられたというか、うまく時代を進んでこれたなっていう風に思ってる。時代の変化っていうのは止められないと思うけど、ダウンタウンはすごい、いまだに好きだな」と思いを口にした。
ネットでは「何か新しい視点でのコメント」「小室哲哉とかELTいっくん、TMR西川、みんなHEY!HEY!HEY!でイジられて素のキャラがお茶の間に受け入れられて今でも生き残っていけてる人多いよね」「すごくユニークな視点ですね。納得しました」「HEY!HEY!HEY!のトークは今見てもめっちゃ面白い」「雨ガッパを思いだしました」「泣けますね」「共感しかない」などの反応が上がっている。