【金庫屋あるある-001-】
お客さん「ガムテープで固定していたダイヤルが回ってしまった。」
一番、よくあるお問い合わせかもしれません。
貼っていたガムテープが劣化して乾燥し、ダイヤルが回ってしまう。
実は、ガムテープで完全にダイヤルを固定していても、何らかの
振動などの影響で、ダイヤルの中身が回ってしまう場合もあるのです。
ですので、ガムテープで固定することはオススメしません。
仮に接着剤でダイヤルの外側を固定しても、回る場合があります。
ならば、ビニールテープ?もっと強力なテープ?!
「いえいえ、ダイヤル番号を金庫の正面へ貼っておいてください。」
お客さん「えっ、ダイヤル番号なんて書いたら、危ないじゃない!」
「ガムテープで固定している時点で、泥棒さんにこの金庫のダイヤル
開いてますよ!鍵だけで開きますよ!」って宣言しているようなもの。
泥棒さんは、プロですよ。ガムテープを貼っている金庫を狙います。
ならば、ガムテープが劣化してダイヤルが回ってしまわないように、
ダイヤル番号が書かれた紙を紛失しないようにダイヤル番号を金庫に
貼っている方がマシなのです。
一般的に鍵(シリンダーキー)よりダイヤルの方が防犯性は高いです。
せっかくダイヤル式の金庫をお持ちならば、ぜひダイヤル錠を
使用してみてください。慣れれば、簡単に回すことが出来ますよ。
≪一般的な金庫のダイヤルの回し方≫
どこの位置からでも大丈夫(0など関係なし)なので、
右へ4回 〇〇(3回目までは通過、4回目できっちり止める)
左へ3回 〇〇(2回目までは通過、3回目できっちり止める)
右へ2回 〇〇(1回目までは通過、2回目できっちり止める)
左へ1回 〇〇(1回目できっちり止めて、鍵やハンドルで開錠)
≪スーパーダイヤルのダイヤルの回し方≫
どこの位置からでも大丈夫(0など関係なし)なので、
右へ1回 〇〇(右へ1回目できっちり止める)
左へ1回 〇〇(左へ1回目できっちり止める)
右へ1回 〇〇(右へ1回目できっちり止める)
左へ1回 〇〇(左へ1回目できっちり止めて、鍵やハンドルで開錠)
(※その他、3回転の金庫、5回転の金庫、手提げ金庫など
ダイヤルの回し方は数通りあります。)