九州閥ってありますよね。
退職するまで12所属を転々とした中で、そんな顕著な例を体験したことがあります。
某所轄署で、生活安全課の課長(警視)が鹿児島県出身で課員の大半が鹿児島若しくは九州出身者で占められたことがありました。
人事権は副署長ってことなんだけど実情は各課の課長次第で、強固な派閥を作って自分の意のままに動かせる城を作りたかったのでしょう。
課内で九州勢を含めたいわゆる鹿児島県人会が催されると、他府県出身の私を含めた数名は蚊帳の外で違和感を感じました。
私の性格から職場に何かと私情を持ち込む課長を毛嫌いして馬が合わなかったことを憶えています。
後に署長が交代し、人事について課長に苦言が呈されたという話を聞き小気味良かったです。
昔は、九州出身者は本州のことを「内地」なんて呼んで、東京に出てくる際には両親や親族から「内地の者には負けんじゃねぇぞ。」なんて言われて送り出されたなんて話で昇任に貪欲な者も散見されました。
実際に九州出身の署長の比率も大でした。
まあ、こんな話も令和な時代となり、一介の課長如きが意のままに出来る人事なんてことは流石に通用しないので派閥なんてものも昔の話となって行くのでしょうね。。