【初節句のお祝い】いわき絵のぼり吉田の手描き武者のぼり
いわき絵のぼり(武者のぼり・武者幟)の制作工房「いわき絵のぼり吉田」では、これまでに多くのお客様から、初節句のお写真をいただいております。
初節句の雰囲気を動画でご覧ください
全国各地のお客様から寄せられた、これまでの初節句お祝いの様子をご紹介します。まずは、動画でお楽しみください。
▼ スマホ用動画(約55秒)
▼ PC用動画(約50秒)
「いわき絵のぼり」の種類について
作品の形式には、昔ながらの庭に立てる屋外用と、現代の住宅事情に合わせた室内用(壁掛け式)がございます。いずれも木綿に描かれています。
また、絵師・辰昇(しんしょう)は、額絵や掛軸、板絵など、さまざまな作品も手掛けております。もちろん、すべての工程が手描きの肉筆画です。
お祝いの様子 -「鍾馗様」の人気
これまでに地域の垣根を越えた多くのご家庭で、いわき絵のぼりが初節句を祝うシンボルとして飾られてきました。なかでも、厄除けの神である「鍾馗(しょうき)」様の絵柄は、定番の人気画題です。
ほかにも様々な絵柄がございます
鍾馗様以外にも多彩な絵柄をご用意しており、お子様の初節句にふさわしい一品を制作いたします。
若駒図・室内用いわき絵のぼり 辰昇作
桐鳳凰図・室内用いわき絵のぼり 辰昇作
親子虎図・室内用いわき絵のぼり 辰昇作
波兎図・室内用いわき絵のぼり 辰昇作
鯉の滝昇り図(滝登り)・室内用いわき絵のぼり 辰昇作
風神雷神図・室内用いわき絵のぼり 辰昇作
絡み獅子図・室内用いわき絵のぼり 辰昇作
飾ったお客様のご感想
また、絵師・辰昇(しんしょう)によるいわき絵のぼりの実物をご覧いただいた多くのお客様からは、「手描きならではの筆遣いの迫力がすごく、また繊細な描写に圧倒されました。親戚も皆、大喜びでした」とのご感想をいただいております。
新作も随時発表しています
絵師・辰昇(しんしょう)は、古典絵画の描法を修練し、それを活かした新作の絵柄をこれまでに数多く発表してきました。新作は随時発表しております。
▼ 新作を制作中の動画はこちら(約30秒)
いわき絵のぼり(武者のぼり)の歴史を簡単にご紹介
「絵のぼり」の起源は戦国時代にさかのぼり、武家が合戦の際に敵味方を識別するために用いた「旗指物」に由来するとされています。
戦国時代の旗指物/歌川貞秀の合戦図錦絵より(部分)|絵のぼり吉田蔵
平和な江戸時代に、節句祝いの絵のぼりが誕生した
やがて平和な江戸時代になると、武家の男児の初節句に、縁起の良い絵を描いた旗指物を飾る風習が生まれました。子どもの健やかな成長を願い、神を迎え入れる「依り代」として掲げられたのです。これが、絵のぼり(いわき絵のぼり・武者幟)の始まりとされています。もともとは江戸時代を通して全国的に行われていました。
「絵のぼりを飾った景色」引用:五月の景(葛飾北斎/1805年)より
いわき絵のぼりの希少性とその価値
いわき絵のぼりは、福島県いわき市で受け継がれてきた「手仕事によるのぼり旗」であり、その風習は江戸時代初期の文献にも記録されています。磐城平藩主・内藤義概が、端午の節句に絵のぼりを飾ることを推奨する御触れを出したことが、その歴史を裏付けています。全国的に見ても、極めて古くから伝わる節句絵のぼりの文化であり、戦国絵巻さながらの勇壮な景色を今に伝えています。
これは、子どもの健やかな成長を願うだけでなく、家族の絆を深め、何世代にもわたって受け継がれてきた風習です。また、いわき絵のぼりは、武家文化と江戸時代の絵画文化が融合したものであり、当工房「いわき絵のぼり吉田」では、その手仕事を今も守り続けております。
▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください
お子様やお孫様の初節句にぴったりの「いわき絵のぼり(武者のぼり)」を選びたいけれど、どの絵柄が良いか迷っている方、飾り方やサイズ選びに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。絵師・辰昇が、お客様のご要望を伺いながらご提案いたします。
関連ページもご覧ください
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