松坂はゆづるの

 腕を掴んで

 壁に押し付け

 自分の下半身を

 押し付ける。
「やめろ…。」
 ジンジンと脈を打ち、

 血が集まって

 しまいそうで

 焦るゆづる。
 松坂はもう一度

 ゆづるの唇を貪る

 寸前で言葉を出した。
「お前とのサシの

 時間が欲しくて

 俺がわざとNG出したんだ。

 メッセージ聞いたよな?

 ホテルに一緒に来てくれ。」
「は??なんだよそれ???」
「聞かないで消したのか?

 お前とやり直したいんだ。

 チャンスをくれ。

 夜また電話するから。

 出てくれよ?」
 誰かの足音が

 聞こえて松坂も

 ゆづるも慌てると

 イスに座って

 休んでいるフリをした。
 来たのは新ヒロインの

 女優だ。

 借りスペースに

 入ってくるなり

 キャンキャン笑いだした。
「松坂さんも沢村君も

 可笑しくって

 あたしまでお腹

 痛くなるまで

 笑っちゃったじゃないですか!」
 全く困った女だと

 松坂は苦笑いだ。

 撮影は始まったばかりだし、

 その後もあるから仲良く
 やっていかなければ

 ならないのだが、

 せっかく作った時間を

 丸ごと女優に

 取られてしまった。

 

 

 

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