「梓!!!」
 一成は衝撃を受け

 声を上げ、

 梓はショックで

 声も出せずに

 ブルブル震えた。
 そして兄は

 治っていなかったという

 絶望感で

 涙をあふれさせた。
「おにいちゃま、どうして?」
 豪はカッターナイフを

 梓の首から

 目の前にかざして、

 一成を睨み、脅した。
「千堂ーっ!

 よくも俺を精神病院に

 ぶち込んでくれたな!

 今日は逃がさないぞ!」
 豪は梓を盾に

 しながらずるずると

 引きずるように動いて、

 一成の動きを

 けん制した。
 しかしさすがの一成も

 一瞬冷静さを失い

 どうするべきか

 思考が止まって

 わからなかった。
 豪は一成が

 凍り付いて

 いるようだと見て、

 優位になった気分を

 楽しんだ。
「呪文はもうあと一言だけだ!

 霊肉交換だ!

 さあ、こっちに来い千堂!!」

「う…う。」
 一成は青ざめた。

 遂に入れ替わらざる

 負えないのか?

 そうしたら

 この事件をきっかけに
 たぶんもう「千堂一成」は

 精神病棟から

 出ることはないのじゃないか?

 

 

 

 

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