あいつと俺のそーゆう関係ー129 全て見られていた | エンムブック2のブログ

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 薄暗い林から

 出てきた一成の父親は

 じっと隠れて

 ここまでの様子を

 全部伺っていた。
「田村君から全部

 話を聞いた。

 今精神科の先生も

 一緒にいて

 お前の症状を

 一緒に見て判断して
 貰った。

 お前は統合失調症の

 疑いがあるそうだ。

 急激に悪化しているから
 すぐに入院して

 治療して頂きたいと、

 無理を頼んで診断しに

 来てもらった。」
 金持ちで地域の名士、

 そんな千堂家の力で

 医者を要していた。
 豪は意味が分からず、

 混乱した。

 そこへ一成が

 畳みかけた。
「お前が僕と入れ替わったと

 思い込んでいて、

 僕は初めはお前の

 悪ふざけに

 うっかり乗って
 遊び気分でいたが、

 お前の異常な様子に

 耐えられなくなった。

 どこでどう言えばいいのか
 僕はわからずに

 途方に暮れた。

 お前の精神の病を

 僕が悪化させたと思うと、

 罪悪感で
 どうしようもなくなって、

 お前のご両親に

 謝罪しに行ったんだ。」

 すぐに一成の父親が

 フォローした。
「田村君は頭を下げて

 謝ってくれたが、

 田村君は何も悪くないと

 言ったよ。
 もちろん一成も悪くない。

 全部病気のせいだ。さあ、

 これからお父さんと

 病院に行こう。」

 

 

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