映画とは、ロードショーがあり、つまり封切られ、見逃せば、かなり後になってからテレビで放送するまでは、なかなか見られなかった。
それがビデオが出て、テレビ放送したものを録画すれば何度でも見られるようになった。簡単に、繰り返し見られるようになった。大きな進歩。

平成から令和、スタジオジブリとディズニー映画以外は、なかなか、伝説的な作品はなかったような。ハリー・ポッターとパイレーツ・オブ・カリビアンくらいか。
 
意外なところでは、平成になり邦画の復調しています。竹中直人さん永瀬正敏さんらが、かなり寂れ気味をもり上げる為に奮闘していたイメージがあります。昭和末期は、「ビーバップハイスクール」(仲村トオル、中山美穂)「釣りバカ日誌」(西田敏行、三國連太郎)くらいしかなかったような(!)

映画音楽となると、なかなか浮かばない。宮崎駿映画、久石譲くらいでは。

筒美京平の活躍を知っていると、現役の人がなかなか浮かばないように、ヘンリー・マンシーニ、ニーノ・ロータ、ジョン・ウィリアムズを知っていると、なかなか映画音楽作家が浮かばない。「ボーン・アイデンティティ」「インステラー」辺りの音楽は好きですが。

なんの分野でもそうですが、カルチャーと呼ばれるものは60年代70年代80年代で、花が咲ききったのか?

最近の映画はレベルは半端ではない。ゴジラの初期の作品とシンゴジラを見れば、作品のクオリティは確かに上がっている。昭和と平成の差か?ビートルズと最近のJ-POPでも良い。しかし、とてつもなく見たり、聞いたりしていると、響くもの、衝撃は少なくなっているような。

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