損益の非対称性 | 徒然w

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主にニコニコ動画で放送した話題の補足です。


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市場で慎重さを私が重視する大きな理由は”損益の非対称性”にあります。

この損益の非対称性というのは一言でいうと”投資において損を一度すると取り戻すのは稼いだ時よりも大変”だと思って下さい。

理屈は簡単です。例で出しますとこんなかんじです。


Aさんは最初100万で投資を始めました。
ある銘柄を買ったら思いもかけない値上がりをしたので200万になりました。100万が200万になったので、これは100%の利益です。
気を良くしたAさんは別の銘柄を買いましたがそちらは大外れをしてしまい50%の値下がりで損切りました。200万が半分になったのですから残りは100万です。
Aさんは最初に持っていた金額に戻ってしまいました。

つまり、倍にするには100%の値上がりが必要だったのに、50%の値下がりで元に戻ってしまったということです。
何でこうなってしまうのかというと投資しているお金が2倍になっているからですね。

株式市場で大儲けできる理由はこの”一度稼いだ利益が更に利益を生むという複利の力”にあります。

もし、Aさんがまた50%の値上がりを得られればお金は200万の1.5倍で300万になり、元の100万の3倍になったでしょう。最初の時と比べると同じだけの金を稼ぐのに半分の値上がりですみます。


Aさんは得をしたお金を失っただけの例なのでまだいいです。次の例にいきます。

Bさんも100万で投資をはじめました。Bさんは意気揚々と市場に挑んだのですが、最初の取引ですぐに損が出てしまい、同じ値段になったらその株を売ろうと思い持ち続けることにしました。
ところが、その銘柄はその後下落を続け90%買値より値段が下がってしまいました。売るに売れないのでBさんは今でも持ち続けています。

この場合Bさんに必要な利益は1000%です。
株が買値の10%になってしまっているのですから価値は10万円ですね。それを100万に戻すのですから1000%の利益が必要になってしまいます。


まぁ、Bさんの例は極端な数字ですので、そこまで持ち続ける人はそれほどいないかもしれません。

また、自分の銘柄はそこまで悪くはならない、そこまでのミスは冒さないその前に損きりするという方もいると思うんですが、別にこの例では90%さがったからとりもどすのが大変だということ以外にも気をつけなければならないポイントがあるんです。


長くなったのでそれは次回に

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