どうもー!
昨日はいつもより二時間早く寝たよ!
なので今日はちょっと元気!
さてさて本日は当店の新メニューをご紹介☆
テレレレッテレー!
わーりーごーそーば!!
というわけで!
ようようやっと、おそばを出せるまでになりました!
この近辺、食事できるところが一つもないので、この春にこのお店を始めて以来、実は急務としていたわけです。
コーヒーの提供で一休みできる場所を作り、アイスの提供で茶屋としての性質をぐっと上げていたわけですが、やはり食事を希望するお客様は多く………。
当初の予定でも、コーヒー、アイスorかき氷、そばの三点を迅速に揃えるのが第一目標だったのですが、なんとかここまで来れました。
なんとはいっても、店長は飲食店を経営なんてしたことありません。
料理だって自分で作るのがせいぜい。自分用なので見た目や、下手したら味付すら適当です。
そんな人間がお金をもらって料理を提供するということに対する怖さと言ったら!
なので、上記の変遷も実にわかりやすい流れとなってるんです実は。
機械が全部やってくれるコーヒー。
↓
盛り付けだけ自分でやるアイス。
↓
機械を使って製麺から行い、茹でたりの調理も簡単に行うそば。
ね。
製麺からやるっていっても、製麺機を使ってるので、時間や技術はあまり使いません。
厄介だったのが水分量の計算くらい。
こんな感じでゆっくりとステップアップしながらやってきました。
本当はそばまでたどり着くのに、一年くらいかけようと思ってたのですが、予想以上に食事を要望している人たちが多かったので、ちょっと急ぎました次第です。
さてさて、裏話はここまでにして、新メニューの話に行きましょう!
『割子そば』です。
お値段、600円+税!
島根ではざるそばは主流ではなく、こういった形の割子という食器を使った割子そばがよく見られます。これ、実は奥出雲の郷土料理なんですよ!
昔はお皿の形が四角だったのですが、四隅が洗い辛く、衛生面で問題がある、とされてこういった丸い形のお皿に変わりました。
食べ方はざるそばのようにつゆ入れにそばをつけるのではなく、そばにつゆをかけます。
一番上の段には薬味が乗っており、その薬味をそばにお好みで加えて食べます。
そばを食べ終わり、残ったつゆと薬味は、二段目のお皿に流し込みます。
そうやって食べていくのです。
これは、気温が低く、そばの産地として発展していた出雲地方の人たちが野外でもそばを食べれるようにするために考えられたものだそうです。
この地方では重箱のことを『割子』と言っていたので、名前はそれが由来になってるんですね。
もともと、そばは庶民の食べ物だったのですが、江戸時代後期の松江藩主、松平不昧公が藩主なのにお城から抜け出して屋台のそばを食べるのが好きだったことに端を発して次第にそばが高貴な人たちの中にも浸透していきました。
不昧公はそばの食べ方を熱く語るほどのそば好きだったそうです(笑)。
うちのお店では、せっかくなので十割そばを提供しています。
そばとは本来、そば粉と小麦粉を混ぜ合わせて作ります。
そうすることで、そばが切れにくくなり、つるつるとした食感を与えてくれるわけです。
うちのお店で使っている機械は、普通の製麺機と違い加圧式のものを使用しています。
そば粉を水で捏ねて球状にした後、圧力をかけて麺をところてんのように押し出すんですね。
で、その麺を直接お湯で受けてやるので、麺が途中で折れたり切れたりすることなく、しっかりとしたのど越しの十割そばを提供できるって寸法です!
ゆくゆくはそば粉にしじみのパウダーとか、のどぐろのパウダーとか混ぜて、オリジナルそば作りたい!
絶対面白い!
まあ、だいぶ先の話でしょうけど。それこそ、来年度とかね。
そんなわけで、当店の割子そば!
ぜひぜひ、食べに来てください!
本日もご清聴ありがとうございました!
今日も今日とてお相手は、喫茶店店長から飲食店店長へとクラスチェンジしてしまった、島根県松江市八重垣神社隣にあります土産屋&Cafe『縁結び 八重』店長佐草がお送りしました。
それでは皆様また明日!
アデュー。