お仕事上、メールでも、面と向かっての打合せでも、Skype会議でも英語を使うシーンが毎日のようにあるのですが、
先日フロリダから来日したジョージ・クルーニさんそっくりの恰好いいおじさん(相当偉いお方)とランチを共にした時、言われたことがあります。
クルーニさん曰く、
(1) 会話は通じればいい。
(2) でもメールを通じてやりとりする際、つまり、文章として残るものに関しては文法に間違いはないようにしてもらいたい。文法の間違いによって解釈に違いが生じるのは避けたい。
(3) 面と向かっての打合せの時に一番自分が重視していることは英語の発音などではない。中身だ。何を、どんな理由で、説明(依頼)したいのかが大事だ。どんなにたどたどしい発音、スピードでも相手の話す中身に内容(と迫力が)あれば、我々は耳を傾けて一生懸命、理解に努める。
と。
ちょっと上から目線で軽くムッとしましたけれど、本音を教えてくれたことには感謝しました。
でも、
でもね、
「日本人はもっと日本独自のルールを世界標準に変える必要がある。外国人から見て理解不能な内向きなルールはGlobal Standardに変えるべきだ」と言われたことには真っ向から反論しました。
(1) 効率の悪い規則、透明性の無い規則を変えていくことに異論は無いし、あなたとの会社との統合においてもその様に努力している。
(2) でもそれぞれの国にはそれぞれの国の事情があって、その国の持っている多様性を根こそぎGlobal Standardに統一するやり方には反対です。効率上、改善出来る箇所は統一するけれど、多様性を残した方が上手くいく箇所はその地域の多様性を尊重した上できちんと意識的に残したいです。
と、
“お酒も入っていないランチの席”で真っ向から反論したら、
クルーニさんは目をまん丸くして、
「そういうことを面と向かって、会社の中で俺に言った日本人はお前が初めてだ。今度、仕事抜きで家内と一緒に日本に来るからお前の家がある鎌倉の観光案内をしてくれ。その時に美味しい日本酒を飲みながら今日の議論の続きをしよう」と言われました。
ビジネスだけの関係にしておいた方がいいのかなと今まではぼんやりと思ってましたが、
こういう考えを持つ日本人がいるということをアメリカ人には知っておいてもらいたいと思ったので上記”異議申し立て”をしたことに関しては
後悔してません(キッパリ)。
でも高安病の症状である突然の眩暈も治まっていないのと、
そもそもお酒飲めない家系(体質)なので、
“日本酒込みの終日のツアコンアテンド”は無理そうなので何か打開策を練らないと
車で至近距離の江ノ島の海岸に早朝連れて行って、激安だけれど、近所のおばさんがやっている定食屋で水揚げしたばかりの美味しいシラス丼でも食べさせてあげようかな
(先週、久しぶりに江ノ電乗って海を高台から見たよ↓)
以上、
久しぶりにまじめなお話、長文で失礼しました。
今晩は25週目のアクテムラの自己注射。
未だに慣れない。内出血もはんぱない。。。
でも高安病を治してくれる薬と信じて、
くびれまくったウエストに今日も、
ぶっさします!
Aozora