2月11日が「建国記念の日」なので、3連休を満喫しておられる方も多いと思います。
一方で、「今日は連休2日目、明日も休みとはいえあっという間に終わるんだろうな～。休みが明けたらまたあの嫌な同僚のいる職場か・・・」とため息をついている方もおられるでしょう。
もしかしたらあなたもその一人かもしれません。
せっかくの連休にもかかわらず頭の中は職場の嫌な同僚のことでいっぱい。週末になってやっと解放されたと思ったのもつかの間、また休み明けから彼らと働かなければならないかと思うと憂うつにもなりますよね！
では、そういう気分のときどうすればいいのでしょうか。タロットカードを引いてみました。
「今ここ」に注目！
嫌な同僚のことがアタマから離れず悶々としてしまう時、どう考えればいいかについては、このカード。「ワンドの４の逆位置」
職場でのいじめが長引いていて、何をやっても解決するめどが立たない。一生懸命やっているのにどうして自分だけ集中攻撃されるんだろう・・・
「挨拶の声が小さくて無視したと思われたのかな、それとも仕事が遅いので”ダラダラやってる”と思われたのかな。だけどいつもいつも全力で仕事するなんて無理な話。自分だってサボってる時あるでしょ？昨日は仕事がひと段落してちょっと休んでいたところをたまたま見られて”呑気なもんだね”なんて嫌味を言われてしまった。どうしてこうもタイミングが悪いんだろう。それに対して言い返せなかった自分も悔しい！」
休日にもかかわらず頭の中ではこんなことがグルグルとループすることありますよね。私も職場でいじめられている時はそうでした。
「あ～あと12時間後にはまたあの職場に行かなければいけないのか。」と思い、出口のない迷路に迷い込んでしまったような気分。まさにこのカードのように「ゴールのない戦い」をしている感じです。
そんな時は「今ここ」に集中してみてはいかがでしょうか。
「今」は目の前にいじわるな同僚はいないですよね。当然彼らがあなたに何かをすることはできません。先のことにフォーカスするのではなく、「今」に意識を持っていくことはできるでしょうか。
イエス・キリストもこう言っておられます。
あなた方のうちだれが，思い煩ったからといって自分の寿命に一キュビトを加えることができるでしょうか。（中略）次の日のことを決して思い煩ってはなりません。次の日には次の日の思い煩いがあるのです。一日の悪いことはその日だけで十分です。
思い煩ったからと言って何かが変わるわけでもなく、余計に嫌な気分になるかもしれません。明日のことは明日考えるとして、まずは今気分の良くなることに意識を持っていきましょう。
今すぐできる、気分の良くなることは何でしょうか。
お風呂に入ってさっぱりすることでしょうか、あるいはお気に入りの紅茶を淹れてまったりすることかもしれません。
こんなことをしてもしょうがないと感じるかもしれませんが、小さな思考習慣が大きな変化につながることもあります。
自分の考えに固執しない
自分のやり方を見直す時期に来ているのかもしれません。行動という面で引いたカードは、「女教皇の逆位置」。
もしかしたら自分の行動が知らず知らずのうちに他の人の反感を買っている可能性もありますよね。自分の考えにとらわれず、柔軟に対応してやり方を変える必要はないか思い返してみるといいと思います。
自分としては丁寧に、キチンと仕事をしなければと思ってるけど、他の人から見たら「時間かけ過ぎ！」と思われていることも。
このカードのように、「自分の基準」に固執するあまり他の人のペースを乱していることも考えられます。
手を抜くということではなく、要点をつかんで柔軟に対応できることはないでしょうか。ユニクロの店員さんは、お客様が出して乱れた服を直す時、まずは70％くらいの丁寧さでたたみ、時間がある時にもう一度戻ってキチンとたたみ直すと聞いたことがあります。
すべての服をきちんとたたんでいてはとても間に合わないからだそうです。
では私たちの職場に置き換えてこの方法を当てはめることはできるでしょうか。テキパキと、そして効率よく仕事をこなす姿を見て、評判が上がるかもしれませんよ！
手を伸ばせば救いはすぐそこに・・・
最後に出たカードは「ペンタクルの５」です。
さむーい雪の降る夜、いかにも痛々しい2人がトボトボと行く当てもなく彷徨っている様子が描かれています。でも、すぐ後ろには教会と思しきステンドグラスがあるではありませんか！
教会に行けばこの二人を助けてくれることでしょう。でも、彼らは気付くことなく夜の闇に消えていきます。
ちょっと振り向きさえすれば、そして一歩踏み出して教会に入り助けを求めれば、助かるのに・・・
「かわいそうなふたり」と思ってしまいますが、知らないうちに私たちも同じような状態に身を置いていることもあり得ます。どういう時でしょうか。
嫌味なことを言われ続けているあなたのことを見かねて「大丈夫、何かあったら相談してね」と言ってくれている同僚がいるかもしれません。でも、優しいあなたは「他の人を巻き込んで迷惑をかけてはイケナイ」と思い、ひとりで問題を抱えてはいませんか？
解決策は意外と傍にあることも。ちょっと周りを見回して、「助けてください、力を貸してください、相談に乗ってください」と言える方がいるかもしれません。
休み明けに相談できそうな方はいますか？
まとめ
●「今ここ」に注目
●自分の考えに固執しない
●助けを求める
嫌なことを考えて悶々とするよりも建設的なことで思いを満たしたほうがはるかにいいでしょう。
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