いよいよ、アデルのお誕生日会の日。

 

この他にも、誕生日が近い人たちを一気に祝う4人分の誕生日会と聞いてたいのだけど、蓋を開けてみたらやっぱりアデルが完全に主役になっていた。

 

 

もちろん、叔父・叔母にとってはお姫様か王女様かという大事な大事な孫娘なので、私たちも心して参加させてもらった。

 

 

 

 

プレゼントは前回似顔絵をあげたこともあったし、凝ったものではなく、シンプルにお金にした。

 

 

 

 

もう少し何か用意すればよかったかな〜と心配したのだけど、アデルの祖父母たち以外はみんなお金だったので、これはホッとした。

 

 

参加人数は13名でかなりの大所帯となったけど、問題はアデルが恥ずかしがり屋でほとんど話さないことだ。

 

でも、これはアデル母のオリヴィアもそうなので、食事会はどんなふうに盛り上がるのかなぁ・・、シラけないといいなぁ。。とちょっと気になっていたのだけど、心配はご無用だった。

 

 

なんと、しっかり企画が用意されていた。

 

 

それも手の込んだゲーム大会!!

 

 

始めにアペリティフでみんなで少し歓談した後はプレゼント交換の時間となり、その後からすぐに始まった。

 

 

まずは、2つにチームを分けるということで、アデルが自分のチームメンバーを選んでいく。

 

テオはアデルチームに選ばれてたけど、私ら日本組は呼ばれなかったので、もう一つのノアのチームに入った。

 

 

リビングの大きな部屋の壁の左右にチームごとに分かれて座ると、正面の壁の全面に貼られた巨大スクリーンにじゃ〜〜〜〜〜〜ん!!!

 

と、You tubeがプロジェクターで映し出される。

 

このYoutube動画がクイズを上手に出してくれるのだ。

(もちろん自作じゃなくて、パーティ用にそういうのがいくらでもあるみたい。)

 

 

おお!

なんか面白そう!!

 

 

と、私たちも身を乗り出した。

 

 

アデルの両親、オリヴィアとジャックが用意していたのは

 

①商品ブランドのマーク

②映画・セレブ関連のクイズ

③知能指数を計るようなクイズ

 

と3つのジャンル。

(ご飯やデザートはこのジャンル間の休憩時間に出された。)

 

 

司会進行とどっちが早くホワイトボードに答えを書いて掲げたか、などの判定役はジャックの担当だ。

 

 

1つ目のブランドマークは結構面白かった。有名ブランドのマークだけでなく、電話会社とか、有名企業とか、そういうのも入ってた。

 

私はスカイプのマークとIntelのマークがわかったので、ノアに伝えて手に持ってるホワイトバードに書いてもらった。

 

 

それと、個人的に映画系は得意なので、2番目のジャンルでも1人でノリノリで参加してしまった。

 

私は友人の名前もド忘れするほどのボケだが、なぜかハリウッドやイギリスの俳優たちの名前だけはいくらでも出すことができる。

 

「シャロンストーン!」と張り切って伝えたけど、ノアは綴りが分からず困った顔をしていた。

 

残念・・。

綴りは私も分からない・・。泣

 

 

「羊たちの沈黙!」の時には、審判のジャックに邦題からフランス語タイトルをスマホでググる許可だけもらい、その後も次々調べて行った。

 

 

うーん、なかなか楽しい。

 

 

のだけど、ユキとナツはここまで一切参加できずナツは「つまらない。」と拗ね出していた。

 

確かに・・。

 

映画で参加できたのは、ハリーポッターくらいだったので、退屈だっただろう。

 

 

 

が!

 

 

映画編が終了すると、

 

 

 

きた〜!

 

 

知能指数を試すようなパズル問題!

 

これが始まると、一気に日本チームも本格参加!

 

 

 

 

ナツもユキもこういうのが大好き!

 

 

ランダムにも見える数字やアルファベットが並んでいて、抜けているところには何が入るか?

 

とか、

 

マッチで数式が書いてあり、一本だけ移動させて計算が合うようにしろ。

 

とか、

 

そういうやつ。

 

 

このジャンルはもう答える人がほぼ決まっていて、一番強かったのは小学校の校長をしてるアデル母のオリヴィア。

 

数学と物理が得意なだけある・・。

 

 

次がアデル兄のノア14歳。

 

その次が日本チームで、うちらもぎゃーぎゃー日本語を交えながら参戦していった。

 

ボード担当のノアにいちいち伝えないといけないのがまどろっこしくなり、途中からペンを奪って勝手に書いたりした。

 

 

祖父母たちやテオ、他の従兄弟たちはあんまり答えられてなかったけど、うちらのガチぶりににドン引きしちゃったのかな。

 

9歳のユキもゲーマーだけあり、視覚的なパズル系は強かった。

 

 

というわけで、あっという間に時間は過ぎ、気がついたらなんと夜中の12時を回っていた。

 

うわー、さすがフランスの誕生日会。

 

でも、楽しかったのでまた次回もクイズ大会でオリヴィアやノアたちに挑戦していきたいと思う。

 

 

テオに聞くと、普段からこのクイズ大会はやっているらしいので、彼らはこれ系のクイズに慣れているらしい。

 

なるほどなるほど、強いわけだ。(←負け惜しみ。)

 

 

 

お別れの時には祖父母たちから「日本チーム強かったね〜!」と言われたが、いやいや、まだまだ・・。

 

「打倒オリヴィア&ノア!」ということで、これからも励んでいきたいと思う。(なんのこっちゃ)

 

 

 

 

 

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