こんにちは。女医ママです。

 

そろそろ断乳したほうがいいのか、否か。

 

1歳6か月の息子は保育園で食事は完食するようになり、ほかの子と遜色ない食欲を見せているよう。

 

夜泣きがひどくおっぱいに依存しているようすも見受けられ、夜間の睡眠が途切れることがむしろおっぱいのせいな気もしてきました。

 

しかし最近、おっぱいに対する執着(?)が増してきたため、暇さえあればおっぱいを求めてくる息子。

 

1日の授乳回数は20回以上、数えられません。

 

体格や食事量を考えれば、断乳はできる状態ですが精神的な発達面においておっぱいを取り上げてもよいものか。。

 

悩んでいます。

 

なので、断乳について肯定派・否定派・中立派などの文献を調べてみて総合的に判断することにしました。

 

図書館で借りてきたのはこちらの本。

 

 

断乳や卒乳に関する本が少ないのは驚きました。

 

この中でおすすめだったのは、

 

「日本母乳の会の卒乳」

 

「いつやめる?どうやめる?ラクラク卒乳BOOK」

 

「母乳育児の本」

 

の3つでした。

 

 

「日本母乳の会の卒乳」

は「卒乳」「断乳」などの用語の正式な定義などから、くわしく説明してくれています。

発行年数が2002年と古めですが、断乳や卒乳については刻一刻と情報がアップデートされる領域でもないと考えるため内容は非常に納得しやすい学術的内容も含まれていました。

この本は基本的に卒乳を目指し、断乳はすすめていません。が、母親の状況次第で断乳することは否定的ではないようです。

 

「いつやめる?どうやめる?ラクラク卒乳BOOK」

は多くのお母さんから卒乳や断乳のエピソードを集約した本です。

いろんな親子のタイプがあり、それぞれの卒乳や断乳のエピソードややり方が記載されているので参考になりました。

しかし、個人個人のやり方が大きくことなることや子供自身の個体差や個性が大きいので自分の子供にあてはめて考えにくく、参考程度にとどまる内容が多かった印象です。また卒乳と断乳の用語の使われ方が混同しており、やや読みにくいところもありました。

こちらの本は断乳推進派で、7~8割は断乳したお母さんの話です。しかしほとんどの例で断乳後の子供の食べる量が増えた、朝までぐっすり寝るようになったとポジティブな結果が見受けられました。そして、断乳を断念して数か月後にトライした例もあり、断乳を決定する時期は慎重に決める必要があると考えました。

 

「母乳育児の本」

は12人子供を産んでおられ、助産師で現在Youtuberもされているこばやしひさこさんが書いた本です。

ひさこさんのYoutubeは妊娠中から見させていただいて、いろいろと参考にさせていただいたこともあり非常に読みやすかったです。この方は母親第一主義で、お母さんが続けたかったら卒乳を目指したらええ!寝不足でつらい、子供にやさしくできないんやったら断乳したらええ!というお母さんにとっては救いになる言葉をたくさんくださいます。

が、基本的には卒乳派のようです。

しかし文献を引用して現代のエビデンスに即して議題を展開してくれるので、納得もしやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

これらの本を読んでも、なかなか断乳への踏ん切りはつきませんでした。

 

今の息子に断乳を決行することは双方にとってストレスが大きいと考えるからです。

 

夫がまとまった休みが取れるGWあたりで断乳しようかな?と思っていますが、それに向けてできるだけ緩やかに卒乳likeな断乳ができないものか?

 

また、それにさしあたって乳腺炎になるのも心配です。おっぱいケアなど気になる点もあります。

 

3月に区役所で助産師さんに直接相談できる母乳相談があるのでそこで詳しく聞いて、心から納得できたときに断乳しようか決めたいと思います。

 

せっかく幸せな授乳生活ですから、悔いのない終わり方をしたいものです。

 

女医ママ