遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
約半年近くもの間、ブログをお休みしてしまいました。(激しく反省)
その間、様々なことがありました。
と、それは後日にでも少し遡って記しておきますが、
その前に、ブログ再スタートをする前にどうしても書かずにはいられないことを。
1月7日に起きたあの事件。
同業者の引き起こした事件。
成人式。本人はもとより、その家族がどれだけその日を楽しみにしていらしたか。
普段から、同じ仕事に従事している者として、被害に遭われた方々心の痛みは自分の胸にも痛烈に突き刺さりました。
憤りも感じました。
それと同時に、とても引き締まる思いがありました。
結婚式、成人式、卒業式、七五三。
お客様はご自分の「ハレの日」にそれぞれさまざまな思いを抱いていらっしゃいます。
その方が「ハレの日」を迎えられるまでにはたくさんの方が愛情をもって支えて来てくださったことでしょう。家族や親戚、恩師や先輩、同僚、友人、ご近所のおばさん。
人生の「ハレの日」に携わる私たちの責任は大きいです。
ご本人にも、その方を見守る周囲の方々にも『幸せ』な気持ちになって頂ける。
本来私たちの仕事はそういった性格の仕事なのです。
和装を通して、美しい姿だけでなく、こころに残る幸せな「時間」を提供させて頂くこと。
だからこそ、責任重大。
「はれのひショック」によって業界全体が受けたであろう漠然とした不信感。
現在よりも更にお客様によりご安心いただける体制を整えて示すことが急務と考えています。
また安心して着物選びを楽しんでいただけるように。
だからこそ、私たちが全員で目指すのは「和装を通して、こころに残る幸せな形と時間を創り出す」ということ。
「今、そこに愛はあるのか?」と、自分自身に問いながら日々の仕事に取り組んでいきたいと思います。
と、久々に暑苦しく書いちゃいましたが
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
縁-enishi- 代表 鳥島悦子