ウチの白無垢タチは勿論正絹。
絹だから故に、時間と共に純白ではなく、生成り色という元のお蚕さんの色に還っていきます。

そんな生成り色の白無垢が私は大好きです。

綿帽子だって、純白じゃなくて生成り色で作りました。
帯揚げや帯締め、ハコセコなどの小物も生成り色にこだわってる店主です。

そんなウチの生成りっ娘タチを、いつもとちょっと違うアレンジで輝かせてみました。

それが、コレ。



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いかがでしょう。
美しいでしょ。
ブライダルフリーペーパー Huku:Hukuの撮影で7月に撮ったスタイルです。
ロケ場所は時々、撮影で使わせて頂いている長岡市(旧越路町)の松籟閣。


普通、打掛花嫁の姿をお作りするときは、打掛の両衿先に『花嫁ベルト』なるものを留めて、帯の部分は殆ど見えなくなります。
でもね、本当に打掛が着られていた時代って、そんなベルト存在しなかったワケで、あくまで昭和に出来た代物でしょ。少なくとも大奥では使って無いはず。
だとしたら、「無くてもいいでしょ!」と歴史的考察から若干強気な店主。
畳の上だってベルトしてるより、ずっと歩きやすいハズ。(それでも慣れないと裾ふんずける。)




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デティールはこちらの方がわかりやすいっちゃ。















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髪飾りは、日本古来の『角隠し』にインスパイアされた店主が自作したもの。












そして、Huku:Hukuカメラマンの金谷さんが撮ってくれた写真が、コレ。


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やっぱ、キレがちがうねー! あ、前の3つは店主撮影でした。





そして、ラストに別のモデルさんでこんな白無垢アレンジを。




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コレねー、いいんですよ~。シルエットがマーメイドになっていて、実はパールベージュのパンプスも履いちゃってたりしてね~。

これは、どういうシーンにおススメかというと、あーーーーん、ここから先は店主に直接聞いて欲しいわぁ。
どんなシーンでどんなアレンジをして、どんな演出が出来るか。それは企業ヒミツにしておかなきゃね!

だけど、既にmixiに写真出したら、「真似します!」ってメッセージ来ちゃってるし。まあ、スタンダードな着物なワケだからどんな衣装屋さんでも真似出来ちゃうでしょうね。
でも、真似のできない細かいこだわりの部分が隠れているのだー。

ふぉー、ほっほっほ。







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