今朝も窓の外は雪。朝一に来院された方の話では、名古屋駅も電車も空いていたそうだ。道路は大丈夫だろうか。心配していたが、昼ごろには晴れ間が差して、雪が止んだのでよかった。
定期的に来院されている方は、自分の体、動作を自覚できるようになり、快適な動作をおこなえれるようになるための、日頃の意識やトレーニングの方向性がわかってきているようで順調だ。この意識やトレーニングの方向性が重要なのだが、理解できるまでが難しく、人によっては時間がかかる。繰り返し腰痛になる、足の故障は治っているはずなのに走ると痛いなど、いつまでも不調に悩まされている人はこの方向性が理解できていないことが多い。
体を調整すると各関節の可動域が回復し、腰痛などの体の不調はなくなるのだが、快適な動作をおこなえれるようになるための、日頃の意識やトレーニングの方向性が理解できない段階では、方向性が定まらず、これまでの動作癖によって各関節の可動域を狭めてしまう傾向にある。自分の体の状態を把握し、自分の体と動作に必要なアプローチをこころがけたい。
体を柔軟にしようと開脚ストレッチに取り組んだが、内転筋を痛めて、内出血し断念。トレーニングの方向性がずれていると、目的を達成できず、悲惨な結果になることがあるので気を付けたい。
快適に動作をおこなえるようになるために必要なことは、動作を鍛えることだ。適切な骨格位置で、関節の運動方向を揃え、関節運動ですべての筋肉が作用する状態で、動作を円滑におこなえるようにする。股割りは、股関節の動きを鍛えるトレーニングだということを理解できるようにしたい。
股関節の動きには、下肢、上肢、体幹がどのように関わっているのかを、体で理解できるようにしたい。
日々様々な変化を感じ取れるようにしたい。消失した足の小指の爪が生えてきた。これは、立派な成果だ。快適に動作をおこなうために、爪は欠かせない。日々の動作を快適にし、様々な変化を味わいながら、自分の体と楽しんでもらいたいと、思う。