火傷で皮膚移植後のリハビリ | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

皮膚移植後の施術と運動療法を行った。そして、手足の末端を正しく動かすことができる状態にあることが大切だと思った。やけどの程度がひどく、皮膚移植の手術後、2ヶ月が経過した。前回は、手術後、3週間くらいのころ、移植した皮膚を固定するため腕を挙げていたことで身体が偏り姿勢が崩れていた。今回は、姿勢の崩れは目立たないものの、移植した皮膚は馴染んできがた、手指や手首の動きに突っ張り感があった。
 
 
皮下の筋肉や腱の状態を確認すると、動きが止まっている筋肉がある。手指の運動に作用する筋肉は肘までついている。上肢の筋肉の流れを整えて、皮下の状態を良好にすることが大切だ。
 
 
各関節の運動方向を整える。怪我をする以前から、末端の感覚が鈍く関節を思うように動かせないことがある。おそらく、予後にも影響してくる可能性が高い。
 
 
患部への移植は、ふとももの皮膚を使うらしい。手術は自分の皮膚で患部をラッピングするイメージだろうか。皮膚移植をした後、手指が動かない状態で固まっていることがある。手指の影響は、身体の離れた箇所に現れることがある。仮に些細な怪我だと思っても、できる限り機能を戻しておきたい。