身体の調整と動作の修正方法 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

午後3時ごろ、施術を終えて、多度川の河川敷でロウギアランニングをした。室内にいると温かいが、屋外は風が強く肌寒い。テンポは足で刻む。150-140-130-120とテンポを変え、再び130テンポの16分音符でリズミカルに走って身体を整えた。
 
 
室内に戻り、動作のブレーキになっている問題を修正する。
 
 
股割りは、股関節の運動に作用する筋肉のつながりをもって動作することが大切だ。自分の股割り動作が、どこで、つながりが薄いのか、自覚したい。
 
 
股割りの一連の動作で、つながりが薄い箇所を自覚したら、どのような理由でつながりが薄いのか、そして、どのようにつなげていけばよいのか、身体の内で追求できる感覚がほしい。
 
 
腹筋の力みは、動作をするときに腰が入らない原因になる。円滑な動作をおこなえるようにするためには、機能的な「腹」をつくることが大切だ。手足を整え、体幹と上肢・下肢が循環する仕組みを身に付けたい。
 
 
立位姿勢は、力みなく、骨格がもつ強度を十分に発揮し、安定感を得たい。そして、すぐさま次の動作へ移ることができる機能性を兼ね備えた姿勢が望ましい。