こんばんは
本日も訪れていただき
ありがとうございます。
元中学校英語教員（19年間）、
3月に退職。
現在はフリーで英語を
教えていく準備中
&
並行して
英検一級の勉強中です！
今回も人様のためになるお話ではないですが、
ここをしっかり書いておかないと
のちのち辻褄があわなくなる気がして、
書いてます。
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最近旅行の話にばっかりなっちゃってますが、
旅ブログのわけではありません
今回は
旅行というより、
原点回帰の旅
なんですよね。
まだまだ行ったことのない
国もたくさんあるし、
パラオでダイビングしたいとか（免許ないけど）
イエメンの砂漠に行きたいとか（アラビア語知らんけど）
ケニアでサファリ体験したいとか（動物苦手やけど）
退職金使ったるで！
っていう勢いやから、
そんな選択肢も本来あったはず。
でも、何回も行っているアメリカを選んだ、
というよりアメリカしか頭にない、
まさに一択状態だったのは、
どうしても会いたい人たちがいるから。
それだけ。
でも、それが私にとって何より大切でした。
私が英語を学ぶモチベーションは、
英検に合格する！という
具体的なものもあったけど、
その先にはいつも
「もっとアメリカの家族たちと
話せるようになりたい」
という、
抽象的で、でも絶対にそうなりたいという
消えることがないしっかりした思いがあった。
中学１年生の時、
市の派遣で、地元鳥羽市と姉妹都市の
サンタバーバラへ１０日間のホームステイへ。
小１から英語を習っていたのに
全く英語が話せない自分に対する衝撃と
周りの人が何言っているかわからない恐怖で
滞在中ずっとホームシック。
もちろん周りに大迷惑。
いまだに現地の人に、
「あの子、すんごいホームシックになった子ね」
と語り草になってるぐらい（泣）
でも悔しくて、どうしても話したくなりたくて
独学で猛勉強。
大学２年で再訪したときに、
家族にとても喜んでもらえたのは
私にとって大きな励みになりました。
やったらできるようになる！
という感覚を得たことは、
一つ生きていく上での指針になりました。
教え子全てにそんな体験をしてもらいたいとか
そういうことじゃないし、
少々英語ができることをひけらかしたい
わけでももちろんなくて、
もはや人と共有したい事柄でもないし、
実際夫ともそういう感覚は全く共有していない。
そしてお金になるものでもない。
私の人生で広範囲において彩を
添えてくれているのが
アメリカの家族。
いない人生はちょっと考えられない。
この家族たちがいなかったら、
英語をこんなに必死に勉強していなかったし、
ということは、
今までに出会った生徒たちに対する情熱や、
自分の授業に対する思い入れも
こんなになかったんだろうなと思うと、
やっぱり私の主要成分を占めてるなと感じます。
私の場合はそれが英語だったけど、
私の夫だったら陸上だろうし、
弟なら野球。
みんな生きてきたら大なり小なりそういうものが
あるとは思うけど、
もしないならば、（というか気付いてないならば）
「英語、どうですか？」
と私はこれから出会う生徒に言いたい。
私は英語のセールスマンだから。
そういう軸になるものが一本あると、
そこから出会う人や経験がどんどん広がり、
きっと大きな糧になると思うから。
そこから、自分のストーリーを紡いで
いってくれたらいいし、
その間に別の何かを見つけたなら、
それはそれで全然オッケー。
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先日、高校２年生の教え子に病院で遭遇した。
彼は学校を休みがちみたいだけど、
「僕、先生が授業で教えてくれた洋楽、
カラオケで歌っとるよ。それがきっかけで
洋楽をよく聞くようになったから。」
と。
とある教員の友だちは、
「洋楽はやらん。意味ないから。」
と言ってたけど、
私にとっては、
カラオケで歌ってくれる事や
洋楽に興味を持ってくれた事は
大きな意味がある事。
えーやん、点数につながらんでも。
ちょっと英語の歌が歌えたらかっこええやん。
嬉しいやん。って思う。
勉強って全てが点数や将来の収入につながらなくても
まずは心を潤わす何かであってほしいし、
例えばさっきの洋楽の話なら、
どこかでふわっと流れてきた歌を聴いて中学時代の
懐かしい思いに浸れるならば
私にとってはそれだけで大きな価値がある事。
ポジティブな思いがどこかにあれば、
ポジティブの種をちょろっとでも撒いておけば
そこから将来に続く道ができていく可能性があるから。
今回私は子連れでアメリカに行き、
退職して何もない状態で原点に戻り、
何を感じるのか。どんな思いを抱くのか。
何を未来の子どもたちに伝えたいと感じるのか。
そんなことに一番わくわくしています。
Uber呼んだらほんまに来るんか、
ホテルちゃんととれとるんか、
そんな心配は尽きないけどね（爆）
Uber、ちゃんと来るんかなぁ
