ご訪問、

ありがとうございますニコニコ

 

 

6歳・4歳の男の子&優しい夫と

ワイワイ暮らす、

育短勤務中、

英語学習&教えることが大好きな

アラフォー中学英語教員です。

 

『中学英語』『幼児おうち英語』

『学校教育』『自身の英語学習』

 

について、

綴っています。

 

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本日はETAJ 


の勉強会でしたおねがい 


地道に真摯に英語学習や英語教育に

携わる方々の集まり。

この勉強会は私の楽しみの一つ爆笑

(学校の中だけだと成長に

行き詰まりを感じるので。



本日は、
『国際語としての
英語を考える』
という、壮大なテーマ。
まるで大学の講義を受けているかの
ようなクオリティです。


英語は世界共通語だから…
話せると便利な言語…
入試科目だし…


この認識は中学生も
持っています。


今日の講義は言わば、
「その裏側を考える」
です。


みなさんの身近には、
「方言」ってありますか?


私は海辺のど田舎出身で、
離島も抱える街です。
すごく小さな地域の中で
たくさんの方言が存在しています。
おばあちゃん達同士の会話は
時に通訳を要するほど(笑)
そんな会話が私は大好きでした。



今世界には約6000の言語があり、
そのうちの80〜90%は
絶滅危機言語なのだとか。
多っ!!


遠い世界の話として考えると
「ふーん」と思うだけだけど、
「もしあのおばあちゃんたちの
話す方言がなくなったとしたら…」
「日本語がもしなくなり、英語しか
通じなくなるとしたら…」


こう考えると、、
まずい。
自分って何者なんだろう。
って、なると思う。
どれだけ英語が話せたとしても
欠如感や失望感を感じると思う。



言語って、
自分たちが思っている以上に
中核にあるもので、
アイデンティティに密接に関わって
るんですね。



講義の中で印象に残ったのは、
「日本人が英語を学ぶ恩恵は
大きい。でも、英語に力を与えすぎず、
生徒の見ている世界を広げていく
ことが大切。」
「この言語はかっこいい、美しい
というものでもなく、全てが美しい」
ということ。


そりゃそうだな照れ
言語には、その土地に生きて話す
人々の生き様や歴史が刻まれて
いるんだから。






『英語最強』の世界をを推し進めるのは
時には自分たちのアイデンティティ、
歴史、文化を弱めてしまいかねない。 


英語を学ぶのも素敵なことだけど、
同時に自分たちの話す日本語の
良さも十分に伝え、
誇りを持って生きていく教えも
必要なんだと改めて感じました。



言語を学習していくうえで
このような深みまで感じると、
一層楽しめるものになると思いますおねがい