深夜、アクターズスタジオのインタビューでウィル・スミスを見た。数年前の再放送で、彼の歌 "Getting Jiggy with It" が流行った頃。
Jiggy はスラングだと思っていたが、何と、彼の造語で、しかも辞書にまで載ってしまったのだという。
意味は超クール、Get jiggy with it! とは超カッコ良く、クールに決めようぜ、ということだそう。フィラデルフィア出のやんちゃなお兄ちゃんも今や映画一本の出演料が2億円とか。
大した苦労もなくトントン拍子で成功の階段をかけ登った彼をラッキー・ガイと言わずして誰を言おう。彼の陰りのない顔とトークを見て、私が伝記まで読んだモハメッドアリの半生を描いた「アリ」に感動を覚えなかったのはそのせいかと思った。