「練習する、実践する、行う」(英語でどう言う？第2346回)(practice)

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「英語でどう言う？」シリーズ第2346回

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(レッスン受講生の方へのインタビュー動画

)

＊昨日2020年3月10日アクセス数　9537

先日のレッスンで出てきた表現ですが、

「(スポーツなどの)練習する」

って英語ではどう言うんでしょうか？

知っている方も多いかもしれませんが、

practice
（プラクティス）

という動詞を使います(^^)

では、文での使われ方を見ていきましょう♪

<1> I practiced batting many times.

「バッティングの練習を何度もした」

◆　スポーツ以外の「練習」にもpracticeは当然使えます（<2><3>）

<2> I want to practice speaking English.

「英会話の練習をしたい」

<3> The magician practices tricks whenever he has time.

「マジシャンは時間のある時はいつでも手品の練習をしている」

whenever「～な時はいつでも」

◆　また、<4>のように、日本語では「練習」と言わない文脈でもpracticeを使うことがあります。

<4> He has been practicing kick boxing for 7 years.

「彼は7年間キックボクシングをやっている」

＊日本語の「練習する」は、「明確な目的をもって技術力を向上するために集中的に繰り返し行う」というニュアンスが強いですが、英語のpracticeは、そういうニュアンスを必ずしも伴うとは限りません。「スポーツをする」という場合、一般的によく使われるのはplayですが、playは「遊ぶ、楽しむ」というニュアンスを含むため、「球技をする」場合には使っても「格闘技をする」場合には使いません。

格闘技の場合は、<4>のように、特に日本語で「練習する、稽古する」と言わないような文脈であっても、普通に「やっている」の意味でpracticeを使います。

＊この点、日本語の「練習する」とpracticeに違いが見られるところですが、とは言っても、どちらにしろ、「その格闘技を一定の頻度でやる」という意味にはなるので、それほど大きくずれるということもないでしょう。

ただ、以下の<5>～<11>では、「練習する」とpracticeが更に大きく「ずれる」例を見ていきましょう(#^^#)

先ず、<5>の例です。

<5> Let's practice the new idea.

「新しいアイディアを実践しましょう」

＊このpracticeは「実践する」と訳されています。

日本語では「実践」と「練習」は全然違う感じがしますが、英語ではどちらもpracticeという1語で表されるのは共通の意味があるからなのですが、それは何かというと、

「頭で色々考えたりするのではなく、実際に行動に出して（or身体を使って）やってみる」ということなんです

これがpracticeの意味なんですね

では、このことを頭に入れて、

以下で、日本語では「練習する」と言わないけど英語でpracticeが使われている例を見ていきましょう(<6>～<11>)