英文翻訳の仕事 ―日本の伝統武術との出会い― | 超必見!役立つ英語ブログby大阪の日本人英会話講師KOGACHI(難波・堺・狭山・河内長野)

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大阪の難波、天下茶屋、堺東、北野田、金剛、河内長野など(南海高野線)でカフェ英会話レッスン(1時間1666円~)を行っている日本人講師KOGACHIのブログです♪

私はレッスンを通じてただ単に英語を教えるだけでなく、

生徒さんの依頼を受けて、様々な文書やEメールなどの英文翻訳も担当したりします。


今日はそんな私の仕事の一例を紹介します。


昨年1月のある日、
「ヨーロッパ滞在中に英語が必要になってくるので英会話を教えてほしい」

そんな依頼をある初老の男性から受けました。


事情を聞けば、その方は日本居合道連盟の重役で、居合道をヨーロッパに広めるべく、剣術指導のため度々渡航されるとのことでした。


居合道にかける情熱とチャレンジ精神に感銘を受けた私は、是非その大きな夢実現の手助けをしたいと思い、個人指導を始めることになったわけです。
レッスンでは、会話の指導だけでなく、海外の居合道剣士たちとの英文メールの英訳・和訳・添削なども度々行いましたが、
遂には、居合道の教科書の翻訳にも携わることになりました。


これまで、居合道の教科書は日本語版しかなく、しかも難解な古文的スタイルで書かれているために海外の剣士が読むことができず、問題となっていました。
そこで、私が依頼を受け英訳を担当したわけです。


そして、その私の英訳を元に、イタリア語やドイツ語に翻訳され、ヨーロッパ初の居合道教科書ができていきました。



以下が私の英訳の一部抜粋です<m(__)m>


*生徒さんご本人の許可を受けた上でブログへ転載しています。

*以下には私の英訳と直訳の和文を示しています。

(原文は日本人でも解読困難な古文的スタイルで書かれていたため、生徒さんご本人に意味を解説して頂き、文章全体の趣旨を理解したうえで意訳する形をとりました。)


While moving, you must see a hypothetical opponent you visualize on the assumption that you are fighting with him. Usually you must be about one meter and eighty centimeters away from the hypothetical opponent. But, in some case, depending on the technique you are using, you must be a little closer or a little further.
動いているときは、誰かと戦っているという想定のもとにイメージ化した仮想の敵を見なければいけない。通常は、仮想の敵との距離は1メートル180センチほどである。しかし、場合によっては、使う技に応じて、少し近めだったり、少し遠目だったりしないといけないこともある。
When you do nukitsuke in a yokoichimonji manner (unsheathe the sword and swing it horizontally), you must keep in mind that you have not defeated your opponent yet. When sitting you must see straight ahead. After you defeat your opponent by doing uchioroshi (swinging the sword downward), you must see ahead of the opponent’s body lying on the ground, which is about one meter and eighty centimeters ahead of you.
横一文字のやり方で抜き付けをやるとき(抜刀して、水平に刀を振ったとき)、敵はまだ倒していないのだということを心に留めておかなくてはいけない。座っているときは、まっすぐ前方を見る。打ちおろし(刀を下方向にふること)によって敵を倒した後は、地面に倒れている敵の体よりも先を見る。それは、あなたから見て180センチほど先である。
This is called “Kanken futatsuno metsuke”, which means “See things in two different manners, with mental eyes and with physical eyes” When you see, you should take a larger and broader view. While placing more emphasis on mental eyes and less emphasis on physical eyes, you must see distant objects as if they were close and see nearby objects as if they were far. This view is important in fighting.
これは「観見二つの目付」と呼ばれる。これは、「物事を心の目と肉体的な目、2つの見方で見なさい」という意味である。肉体的な目よりも心の目に重きを置き、遠くのものを近くに見、近くの物を遠くに見るよう努めなさい。この見方が刀法において重要なのである。
You must know how your opponent moves but must not see how he is actually moving. You must not move your eyeball from side to side but must be able to see both sides with mental eyes.
敵の実際の動きを目で追うことなく敵の動きを感知していなければならない。眼球を左右に動かすことなく、心の目で両方向を見ることができねばならない。 


こういうわけで、

英会話レッスンを通じて日本の伝統武術・居合道を世界に広めるプロジェクトに関われることになったわけです。


また、

プロジェクトの進展面だけでなく、

レッスンを通じて、

生徒さん自身の英語力、何よりも英語に向き合う姿勢に劇的な変化が見られました。


体験レッスンで初めてお会いした日、

「私は英語が嫌いです。それでも、必要に駆られて勉強しないといけません。どうしたらよいですか?」

そう日本語で相談を受けました。


1年以上経過して、

「今では英語が好きです。すごく不思議なことなんですが、これも先生のレッスンのおかげです。」

今では、そう英語で言ってくださいます。


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