追記あり。

この文字と同じ色部分、コメント頂いた内容を盛り込んで記事を訂正しています。

 

こんにちは、english-chanです。

 

前回は、高1・高2時の模試の判定についてどう捉えたらよいか、を書きました。

本日は、高3の模試について書いてみます。

高3の模試であれば模試で受ける科目と入試で受ける科目が一致します。

どの時期でどの判定だったら、志望校へ出願できるのか、あるいは出願先変更した方がいいのか、わかるのでしょうか?

 

これは、私も教えて欲しいです。

高校受験と違って、模試の結果を見ても合格するのかどうか、見極めるのが難しいのが大学受験です。

 

毎日頑張っている子供の姿を見ていて、希望的観測で考えたくなります。

受験生の保護者は、なかなか客観的に考えられないのではないでしょうか。

ここで必要なのが第三者(塾講師や学校の先生)の眼です。

 

高3の模試は、浪人生も加わっていますので高1・2の模試より参考になりますが、現役生の伸び率は測れないです。
現役生が一番伸びるのは、模試が無くなった12月くらいからです。


それまでに受けた模試は、現役生はまだ履修していない範囲があって、浪人生は既習のうえ対策もして模試を受けているので、現役生の判定はどうしても悪くなります。


秋以降ですと、現役生も全ての科目で履修が終わり、追いついてくるので参考になると思いますが、共通テストリサーチの時期が一番正確だと思います。

 

ただし、二次配点比率の高い国公立大学は、共通テストの得点のみで判定する共通テストリサーチだけで判断するのは危険です。
二次試験の予想は、秋の冠模試判定を参考にして下さい。

 

だからと言って模試を受けなくても良い、というわけではありません。

まず、共通テスト模試は受けて下さい。
 

毎年難関大志望なのに、数学の問題を最初のページから解いてしまって、数ⅠAだけの問題を解いてしまう生徒がいるんです。
 

難関国公立大は、数ⅠAⅡBCの問題を解かないといけないので、模試で慣れておいた方が良いです。

模試でやらかすと本番ではやらかさないと思います。
 

本番の共通テストは自己採点で出願先を決定しないといけないので、模試の自己採点と返却された時の点数が合致しているかどうかは重要です。
何度か共通テスト模試を受けるうちに、自己採点=本番の点数に近くなりますので、練習として受けた方が良いです。


また、秋の冠模試は必ず受けて下さい。

 

大学は採点を公表していません。

受験期に赤本を買って過去問を解いても、配点がわからないので自分が何点位取れるか予想できません。

 

冠模試を受けていれば、返却してもらった答案でおおよその配点がわかるので、過去問を解いた時に自分が合格者最低点・平均点に達しているのかどうかがわかります。


冠模試で良い判定なら、そのまま勉強していくと合格する可能性が高いです。
本番の共通テストが悪かったとしても、二次試験で挽回できるかどうかを判断する材料になります。

 

冠模試が良かった場合は、共通テストで少々失敗しても合格できる可能性がありますが、冠模試が悪かった場合は、共通テストで高得点を取って逃げ切らないと合格は難しくなります。

 

つまり、共通テストが良かった場合は、共通テスト重視の大学(傾斜配点含む)であれば、合格できる可能性が大きい、ということです。

そういう大学に出願先を変更するのも手だと思います。
 

共通テストの結果を見て、志望校へ出願するか出願先を変更するかは、各家庭の考え方によります。

現役進学なのか浪人OKなのか、自宅から通える大学で探すのか下宿OKなのか、絶対国公立大学なのか私立大学もOKなのか、受験生と家族で話し合いをしておくことをお勧めします。

 

今年の共通テスト時期に書いた記事を参考のためリンク貼っておきます。

 

 

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